[ドラマの感想]『愛の記憶はさえずりとともに』エディ・レッドメインの濃厚戦争ドラマ

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[ドラマの感想]今、最も注目すべき英国俳優エディ・レッドメイン主演のドラマ『愛の記憶はさえずりとともに』がWOWOWで放映されていたので観ました。全2話からなるシリーズですが、映画好きもたまらないぎっしり詰まった物語になっていました。

Birdsong

(c) 2012 – Working Title Films

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愛の記憶はさえずりとともに

 原題:Birdsong/監督:フィリップ・マーティン/2012年/イギリス/165分

映画カテゴリーなのにドラマの感想を書くという全くもって謎の試みですが、このドラマは映画好きな人にも観て欲しいです。エディ・レッドメインが主演っていうのが旬な感じがするし、個人的に応援している英国俳優ジョージ・マッケイがちょろっと出てくるのもポイントです。

戦時中の青年の愛の話

何かと話題のエディ・レッドメインが主演してるから観てみようっていう安易な考えだったんですけど、思ってた以上にクオリティが高くて見入ってしまいました。

元々イギリスでベストセラーになっている原作を映像化した作品なのですが、何ですかこの哀しく愛おしい人間ドラマは。

舞台は1910年代の第一次世界大戦中なんですよ。主人公のスティーヴン(エディ・レッドメイン)とイザベル(クレマンス・ポエジー)の関係を中心に描かれていて、戦時中と彼女と過ごした日々を思い返す回想が繰り返されながら話が進んでいくんです。

生きるか死ぬかという状況の中で思い出される記憶の数々が、戦争の凄惨さと相まってすごく美しく、愛おしいものになっているんですよ。

ただ、美しいだけじゃないんですよね。イザベルとの関係が順風満帆に上手く行くわけではないんですよ。なにせ、イザベルは人妻だったわけでよくないことしてたんですよ。今、何かと話題の不倫的な、ね。

でも、そういった障害のある愛って燃え上がりやすいですよね。それも、戦時中っていう特殊な状況下だと尚更なんじゃないかって思うような感じがします。

そんなこんなで描かれる二人の関係性に切なさ、哀しさが絡みあっていきます。愛ゆえの二人の運命はもうホントもどかしさすら感じるんですけど、一緒に泣き崩れたくなります。だからこそ、戦争の中を生き抜こうとするスティーヴンの姿は力強く、愛の力を感じさせてくれました。そして、ラストの好み具合が半端なかったです。

映画を観ているかのような映像

TVドラマ作品として作られたものではあるんですけど、その映像は全然映画館で観たくなるような質感なんですよね。

特に戦争のシーンの数々は素晴らしいです。見応えたっぷりに描かれています。結構、狭い範囲での出来事なので、もっと派手なのが見たいって人もいるかもしれないですけど、十分です。戦争の話ではあるけれど、そこにあった愛の物語がメインではあるので、エディ・レッドメインの表情を堪能できますよ。

そんなエディ・レッドメインの濃厚なラブシーンも実はあったりして、エロいです。なんか、このヘタレっぽい顔でエロいことしてるとすっごいエロいですよね。なんだ、この語彙力のなさは……。
しかも、この作品だとどちらかというとむっちり感があるので、いやらしさが増しているような感じです。って何を見ているんだろう。

とにもかくにも、エディ・レッドメインってなんかいやらしいよねってことです。セクシーなシーンにもご期待ください。

残念なことがある!

そして、実に残念なのが、この作品2012年のものでありながら、今年に入って今さら感マックスの中でWOWOW放送だったんですね。

もちろん、DVDやBlu-rayには今のところなっていなくて、海外版の日本語対応していないものしか存在していないという状況です。

だから、観るにはWOWOWでっていう何とも商売上手な状況なんですよね。これが非常に残念です。レンタルとかネット配信だけでもしてくれればいいのになーなんて思ってます。

『リリーのすべて』の公開もありますし、ここはぜひお願いしますよ。
そして、3月27日(日)6:30から吹替で前後編一挙放送があります。ちなみにその後『博士と彼女のセオリー』もあるので朝からエディ・レッドメイン祭り!ができますよ。