『複製された男』 ★★★

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複製された男

Enemy/監督:ドゥニ・ビルヌーヴ/2013年/カナダ・スペイン/90分

劇場公開日:2014年07月18日劇場公開(R15+) 公式サイト

鑑賞日:2014年07月18日 新宿シネマカリテ スクリーン1 にて

映画川柳

よくないよ 浮気は自分を 苦しめる

予告編

ざっくり、あらすじ

突然現れた自分とそっくりな男。

自分にそっくりな男を偶然観た映画の中で見つける主人公。

そして、そのそっくりな男を夢中で探し、自分が何者か問う作品。

感想、思ったこと

観終わったあとに出た言葉は「どうしよう」でした。

自分の中で処理ができず、考え込んでしまいました。単純なストーリーなはずなのに、こうも訳がわからなくされるとどうしようってなってしまうんですね。 わざとこんな映像にしているのが憎いですね。

自分になりに考えたことを書いてみようと思いますのでネタバレしちゃうと思うので、何も知らずに観たい方はすみません。

※以下、ネタバレ

アダムとアンソニーというそっくりな男が出てくる訳ですが、 結局は同一人物なのかな、というのが自分の見解です。

これは妄想なんだ!と思うとしっくりくるというか何と言うか。

アダムが元でアンソニーが妄想の人格。自分の憧れみたいなものを詰め込んだ人格のように感じました。毎日同じことを繰り返す生活に飽き飽きしていて、 浮気のひとつやふたつしてみたいなーっていう願望。

ラストシーンの蜘蛛は捕われていることの暗示ですよね。結局、妻の元に戻ってくるみたいな、逃れられないみたいな。妻はすべてを知っていて、でも知らない振りをしていて……実はその糸の中で踊らされているだけなのに、気付かない男は馬鹿なのかも知れない。

母親の存在も印象的でしたし、女性っていうか、母性みたいなものの暗示もあるのかなって考え出すと止まらなくなりますね。

原題の”Enemy”から考えると敵=女ってところですかね。 DVDになったらまたゆっくり観て見ようかな、と。