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[映画の感想]『エクソダス 神と王』圧倒的な映像で描くモーゼ。 B+

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エクソダス 神と王

Exodus: Gods and Kings/監督:リドリー・スコット/2014年/アメリカ/150分

 

劇場公開日:2015年01月30日劇場公開 公式サイト

鑑賞日:2015年01月22日 TOHOシネマズ船橋 スクリーン4(TCX)吹替版 にて

 

映画川柳

 

人として 神が選びし モーゼかな

 

予告編

 

 

ざっくり、あらすじ

 

神に選ばれてしまいました。

 

出エジプト、十戒で知られるモーゼが、

人間として神に振り回される姿を描いた物語。

 

感想、思ったこと

■怒涛の映像、十の災い。

『グラディエーター』や『プロメテウス』のリドリー・スコット監督最新作、試写会で観てきました。吹替で観たのですが、字幕慣れしてしまっているせいか、日本語が耳になかなか入ってこなくて、ちょっと辛かったです。今作では女優の杏が吹替に参加しているのですが、特に気にならず馴染んでいたように思います。

 

話の内容としては、「出エジプト記」や「十戒」で知られるモーゼのお話です。モーゼだったり、モーセだったりしますがモーゼで習ったので、そっちで呼びますね。預言者と呼ばれたりもして、エジプトから民衆を導いたすげー人っていう感じで認識してます。この辺は世界史なんかでも触れるところなんですけど、詳細はいまいち知らないってことが多いのかなと思います。自分も詳細は勉強していないので、これを機に勉強したいなと思いました。この映画で描かれているモーゼは神との間で揺れる人間としてだったり、兄弟同然に育ったラムセスとの関係性だったりしたので、すっげー人というイメージとはちょっと違いました。

 

見所としては、あんまりモーゼに詳しくない人でも聞いたことがあるかも知れない「十の災い」のシーン。「十の奇跡」って言われることもあるみたいですね。自分的には災いにしか見えないのですが、そこがちょっとしたディザスタームービーになっています。圧倒的な映像で怒涛の気持ち悪さを発揮しているために、3Dで観るのはなかなか勇気がいるかもしれません。水が血に染まったり、カエルが大量発生したり、アブがぶんぶん飛んだりしているところまでは、楽しかったんですけどね。イナゴが大量に飛んでくるのは無理でした。虫嫌いとしては拷問ですね。イナゴが画面いっぱいに映されるのばっかりは、目を逸らしてしまいました。

 

虫の話は置いておいて、音楽の話をしていきましょう。今作の音楽はアルベルト・イグレシアスという方が担当しています。『私が、生きる肌』や『ボルベール 帰郷』、『バッド・エデュケーション』などの音楽もやっています。ペドロ・アルモドバル監督作品ではお馴染みの方なので、スペイン!っていうイメージが強かったのですが、しっかりエジプトでした。エジプト風に聴かせるために、そういうスケール(音階)が存在するんですが、それだけじゃなく土臭い民族感を楽器使いからも感じられてよかったですね。コーラスが入る曲もあって、荘厳さがあって世界観をしっかり作り上げていたなと思います。

 

■最後の一文にすべてが持って行かれる。

ラストに出てくる一文がこの作品のすべてをかっさらっていくという反則技を使ってくるんですよ。ああ、そういうことなのか。とちょっと深く考えさせられてしまった、この最後の一文にグッと来ました。

リドリー・スコット監督にはまだまだ活躍して欲しいですね。

 

関連作品

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