[映画の感想]『インターンシップ』オン”ザ”ラインでこんにちは! A

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インターンシップ

The Internship/監督:ショーン・レヴィ/2013年/アメリカ/119分

劇場公開日:日本劇場未公開作品

3月18日デジタルレンタル配信開始!

4月3日ブルーレイ&DVD発売!

映画川柳

おっさんも やればできるさ 何事も

予告編

ざっくり、あらすじ

Googleでインターンをするおっさんの奮闘物語。

失業したビリー(ヴィンス・ボーン)とニック(オーウェン・ウィルソン)が再起をかけてGoogleのインターンシップに申し込む。

そこで出会った若者たちとの交流の中で時代遅れなおっさん二人がドタバタする姿を描いたコメディ作品。

感想、思ったこと

■普通に面白くてビックリした。

いつもお世話になっている「映画ファンの集い」を通して行われた今作の試写会。参加できてよかったです。この作品に出会えてよかったですね、このタイミングで。久々に”アメリカンドリームな映画”が観れて満足です。今はそんなことありえないんだろうけど。

日本では劇場未公開作品ということでソフト化のみなのでスクリーンで観るということができないのが非常に残念ですが、家でまったりとポップコーンにアイスクリームなんかを抱えて、家族や友達と突っ込みを入れながら笑って観るのが絶対楽しい作品なので安心してください。だから、ある意味日本の映画館向きの作品ではないのかもしれません。ゲラゲラ笑って観れないのがよくも悪くも日本の映画館ですからね。

失業したおっさん二人組みがいつもお世話になっているGoogle様を舞台にドタバタやってしまうっていう設定がぶっ飛んでますが、コメディ映画としての間合いなんかも見事で、下ネタの加減もちょうどよかったです。『テッド』のスタッフが贈るなんて謳い文句を見たら、まず下ネタの心配しちゃいますよね。でも、ちょうどよかったです。セス・マクファーレンじゃないからですね、きっと。Googleが舞台ということでインターンシップに集まっているのは賢い学生ばかりなんですよ。だから、今まで勉強ばっかしてましたなんて人たちの集まりだからこその下ネタが効いていたりもしてお見事でしたね。

下ネタの話ばかりしていると変態認定されそうなので、映画ネタがふんだんに使われているところを映画好きとして書いておかないといけないですね。この映画、色々な映画を持ち出して笑わせてくるんですよね。おっさん二人が使う映画と若者たちが使う映画のギャップもいい感じで、誰もが知っているであろう作品のチョイスもよかったです。

予告編にもちらっと出てくる『X-MEN』シリーズを使った一連の流れは最高でした。たまらん。今作に出てきた作品を見直したりするとおっさん二人の話に説得力が増すかも知れません。いや、保証はしません。

音楽を担当しているのがクリストフ・ベックっていうのに驚きました。あの昨年の大ヒット作『アナと雪の女王』のスコアを担当していたのが彼なんですよ。ハングオーバーなんかも担当しているので、コメディ映画での活躍は知ってたのですが、幅広い音楽を書く人なんだなというのを改めて思い知らされた感じですね。特にいい曲があったとかではないのですが、アラニス・モリセットを使う感じは好きでしたね。世代を感じさせますね。

おっさん二人以外のキャストで目が行ったのは、Googleの社員ダナを演じたローズ・バーン。インシディアスとかブライズメイズなどの色々な映画に出てますが、彼女『X-MEN』シリーズ出てます。もう何なの。彼女の存在もいい感じでしたね。

個人的には学生の一人スチュアート役だったディラン・オブライエンがツボで、メガネ姿がオリエンタルラジオの藤森みたいでなんか出てくるたびに笑いそうになってしまいました。イケメン枠だったんじゃないかなと思います。ちなみにちなむと5月公開の20世紀フォックス配給作品『メイズ・ランナー』に出演しています。てか、ほぼ主演の位置ですかね。新生スパイダーマンの噂もあったりする彼なので注目しておくといいかもしれないですね。

■社会人として働く前に観れたこと。

知られてるかどうか微妙な話ですが、この3月で大学を卒業し、4月より新社会人として働くことになっている身なんですね。インターンシップと聞くと就活のイメージが先行しますが、この作品は就活性はもちろん働いている人、これから働くという人に対して何かしらの活力を与えてくれるそんな映画な気がします。

舞台はGoogleで、実際に本社で撮影しているということでGoogleのことしかわからないんじゃないかと思われそうですが、内容はもっと普遍的に捉えられて「働くにあたって」というような部分が面白おかしくではありますけど、確実に伝わってきました。

社会人を目前としている今はただただ不安と期待が入り混じった状態で、否が応でも仕事のことを考えなくてはならないんですよ。ましてや、自分は就活を途中棄権したようなもので、自分がやりたいことって何だろう、自分にできることって何だろうと未だにわからず困っていたので、この作品を見て面白いチャンスがあったら、とりあえず一歩踏み出そうと強く思わされました。何がどう転ぶかなんてわからないですからね。

この不安定な微妙なタイミングでこの作品に出会えてよかったです。

コメディ映画なので、笑いがどうしても強いですが、痛快な王道サクセスストーリーであって特に何も考えず見られる良い作品だと思います。

それでいて、働くことについて何かしら悩みだったり、考えがある人に対してパワーを与えてくれる不思議な作品でもあるなと思います。オススメです。

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