[映画の感想]『キングスマン:ゴールデン・サークル』やっぱ、タロン・エガートンだよ。

[映画の感想]ぶっ飛んだスパイ映画『キングスマン』の続編。エグさも、幾分かマイルドになっているので、見やすさアップ。そのせいで、前作のような勢いは感じないものの、楽しい。このシリーズはマシュー・ヴォーンが好き勝手やりたい放題する、それだけで楽しいのかも。

キングスマン ゴールデン・サークル

(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

キングスマン:ゴールデン・サークル

Kingsman: The Golden Circle/監督:マシュー・ヴォーン/2017年/イギリス/140分

劇場公開日:2018年01月05日劇場公開(PG12)

映画川柳

気付いたら 大人になってた タロンくん

ざっくり、あらすじ

麻薬の何がダメなの。

キングスマンのエージェントとして生活するエグジー(タロン・エガートン)の前に突如現れたのは、一緒にキングスマン試験を受けたチャーリー(エドワード・ホルクロフト)。ゴールデン・サークルという組織に狙われることとなったキングスマンは大ピンチに。そこで、アメリカにあるステイツマンに協力してもらいながら、世界の平和のためにキングスマンは今日も戦う。


感想、思ったこと

オープニングからガンガン飛ばしてくるもんだから、大丈夫かなって心配。いやー楽しかった。相変わらずのエグみのある描写とキレキレアクション。そして、社会風刺的なテーマをマシュー・ヴォーン監督が好き勝手に調理。そりゃ楽しいわな。

本場ロンドンに観に行くほど、キングスマンが好きだし、マシュー・ヴォーンが好き。色々気になることは山ほどあるけど、一旦黙っておこう。もっと、違うアクションも観たかったし、スパイネタ盛り込んで欲しい。ぶっ飛んで欲しい。

[映画の感想]『キングスマン』スパイ映画への愛が吹っ飛ぶ。 A

2015.07.16

■エグジーの成長物語は終わった。

前作は、ハリー(コリン・ファース)と共に任務を遂行していく中で、スパイとして、紳士として、一人の人としてエグジーが成長していく姿が描かれていた。今回は、そういう成長の話ではなく、一人前として活躍するエグジーの姿が最初からある。けれど、どこかまだ大人になりきれていない部分もあったりなかったり。そんな姿からラスト、何だか大人になっちまって……という感じ。

今回は、新生キングスマン誕生までの話って感じ。そこにはステイツマンもしっかり絡んでくる。形を変えながらも、スパイはちゃんと生きていく。

そして、麻薬。肯定したいんだか、否定したいんだか。ただ、砂糖や酒、タバコだって中毒性があるのに合法っていうセリフはちょっと考えてしまった。根底にベジタリアン(映画の中ではビーガンという言葉)の考え方があるみたいだった。

全く言及されていなかったと思うけど、動物の肉を食べるために殺すのはアリで、人を食べるために殺すのはナシなのか、と問うているようなポピー(ジュリアン・ムーア)の笑顔が恐ろしい。

■肉感が増したメンズとスタイル良すぎ姉さん。

キングスマン以降、『SING/シング』では歌声まで披露してたタロン・エガートン。いい感じに売れて欲しい。ホント。あ、そういえば。前作で鍛え上げたイイ身体を披露していたけど、今作も脱いでます。ちょっとアダルトな脱ぎ方してます。いや、語弊あるな。何はともあれ、何だかムチムチ感が出ていたような気が。

脱ぐといえば、チャニング・テイタム大先生。もはや、彼が脱がない映画はあるのかというくらい、いつも脱いでるイメージ。完全に『マジック・マイク』のせいなのだろうけど。気付いたら、今作でも脱いでました。しかも、パンイチ。まあまあなイヤらしさで長時間、裸。というか、もう脱ぐために出演したんじゃないかな。

セクシーなのは、メンズだけでなくクララを演じたポピー・デルヴィーニュ。モデルなだけあって、スタイル良すぎて、ちょっとヤバい。永遠に見ていられる。わたしもスパイになりたい。

■スパイ、50・60年代を意識しまくり。

マシュー・ヴォーンといえば、音楽の使い方が上手な監督なのだけど、今回も世界観をバッチリ決めてくれてた。中でも、「カントリー・ロード」が忘れられない曲となること間違いなし。ちょっと音痴だけど、そこがまたいいんだよね。イギリス人が歌う、カントリー・ロード。

さらに、エルトン・ジョンというイギリスを代表するスターをスターとして活躍させる、謎。結構、動くのねエルトン。エルトンはみんなのお友達だから。

前作に引き続き、スコアはヘンリー・ジャックマン。キングスマンのテーマが幾度も響き方を変えて流れてくるのだけど、たまらん。キングスマンとステイツマンの対比もあったり。イギリスのスタイリッシュな感じとアメリカの大雑把な田舎感みたいなものも、それぞれのテーマから伝わってくる。静かに聴かせてきたり、低音効かせて煽ってきたりと音楽って大事。

■スケールの大きなアクションもイイね

キレイすぎるくらいの映像とキレキレなアクションシーンは見応えしかない。カーチェイスアクション、お馴染みのバーでのアクション、銃撃戦、雪山大作戦、どれもこれもお金掛かってるよね。キングスマンならではの小道具を活かした戦闘がもっと色々バリエーション見せてくれたら、もっといいのになー。

個人的に好きだったのはエルトンのアクションかな。

■とりあえず、いいスタートです

2018年の映画1本目にふさわしい楽しいキングスマン。今後もシリーズ化を予定しているらしいし、今回あまり活躍を見せなかったテキーラ(チャニング・テイタム)でスピンオフの企画もあるとかないとか。

とにかく、今後も続く限り追い続けることになりそう。

スパイへの愛は相変わらず画面の至る所から感じるんだけど、もっと欲しい。前作みたいなぶっ飛んだヤツ期待しちゃってたかも。くう。

おわり

 

キングスマン ゴールデン・サークル