7月2日から10月5日まで日本科学未来館で行われていたトイレ展に行ってきました。10月2日という滑り込みでした。
残念ながらもう開催されていないので、少しですが内容にも触れながら感想を書いていきます!
トイレ展は8つ程のエリアに分かれていて、それぞれのテーマの展示を順に楽しんで行く形になっていました。
はじめにトイレ展の導入として、トイレが怒っているというところから始まるんですね。
「もう、うんち流さないっ!」おこでした、トイレがおこでした。
これ、(簡易)プロジェクションマッピングですよね。興味深い(笑)
確かに、トイレに感謝したことってないですもん。むしろ汚かったりしたら怒るくらいですよね。
そんな次の展示ではうんちの展示。うんちです。もうここから怒濤のうんちです。
いくつかのうんちの模型があったり、動物のうんち(本物)が置いてあったりしました。
こんな可愛いキャラクターもいました。が、その次のうんちの香りに負けました。
ブリットくんやプリットニーちゃんなんていうキャラも可愛かったです。
もう、衝撃的に臭くて、あのこびりつくような香りが完全再現されていて、むせました(笑) おかげさまで写真がブレてます。この展示はうんちのニオイを嗅ぐことに目的があるのではなく、そのニオイを科学的に考え、香料と混ぜていいニオイにしようということでした。香料だけはいいニオイでしたけど、うんちと混ぜたヤツは、やっぱりどことなくうんちの香りがしてました。
その先では、整腸ラップという上手いこと出来たラップを聴きながら、うんちを粘土で作るコーナーがあったりしました。
[整腸ラップ]
うんちはひとまず終わり、この先からトイレについての展示が始まります。
どんなトイレが過去にあったか、こんなトイレはどうかなどの展示がありました。
マジックミラートイレ(外から見えなくても、何だか落ち着かない)があったり、セガの男性用小便器ゲーム「トイレッツ」の試遊台もあったりして遊べました。初めて実物を見たのですが、これちゃんとやってみたいです(笑)
[トイレット紹介動画]
その後は、おしっこやうんちをトイレに流すとどうなるのかという展示になり、世界中の下水の歴史からみていくのですが、昔の不衛生で手間暇の掛かる仕組みを知って、なかなか衝撃的でした。そして、このあと、あの、話題のうんちコーナー!
そうです、うんちになってトイレに流されちゃうというアレです(笑)
もちろん、僕もやってきましたよ。ははは(実は結構、ノリノリ)
「行っトイレ〜」なんて言われながら、トイレ型滑り台を滑るのですが、何年振りかの滑り台がトイレとは(笑)
結構、勢いよく滑るんですが、その先は下水道になってるんですよ。何とも言えない気分になりながら、うんちのまま下水を流されて行きました。
宇宙でのトイレ事情など、未来のトイレはどうなるのか。この辺りは日本科学未来館という感じでしたね。
その後の展示は急に色を変え、トイレ事情へ。
学校でうんちができないとか介護用のトイレとか急に現実を突きつけられます。ホントにそこまでの「うんちー!」っていういうテンションはどこへやら。そして、東日本大震災の時のトイレ事情、世界のトイレ事情などについての展示。トイレについて思っていたよりも考えさせられました。いや、ホントにこんなに最後こんな気持ちにさせられるとは思っていなかったよってくらいトイレの重要さと、いかに自分がそんなトイレに依存していたのかというのを知りました。
ラストはトイレプロジェクションマッピングによる、合唱。
[ありがトイレ]
トイレ展自体は思っていたよりもこじんまりとしていて、さくっと回れました。子供たちが多く、うんちにはしゃぎ回っていて展示はほとんど読んでいなかったのが残念ですが、一緒に行った大人がトイレについて考えさせられていました。まるで、大人も楽しめるアニメーション映画のようでした(笑) 「うんち!」のイメージが先行し過ぎていたんですが、トイレについて考えるという普段の生活じゃ考えられないきっかけを与えてくれましたし、うんちになるという貴重な体験もできましたし、満足です。世界のトイレ事情が少しでもよくなればいいなお思います。
また、こんな変わった展示が行われるのであれば行ってみたいなと思いました。
日本科学未来館には久しぶりに行ったのですが、常設展もとても充実しているのでトイレ展がやっていなくても足を運んでみると子供じゃなくても楽しめるかなと思います。 むしろ、小中学生の頃興味のなかったものに惹かれたり、わからなかったものが何となく理解出来る様になっていたりとして新たな発見がありました。今度はプラネタリウムを観に行きたいなと思ってます。
こんなまとめもあったので、よろしければぜひ!
トイレ型すべり台でウンチになれる展覧会がはじまってた – NAVER まとめ