[映画の感想]『ピンクとグレー』中島裕翔の体当たりな演技に心揺さぶられる

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[映画の感想]人気グループNEWSの加藤シゲアキが小説家デビューをはたした作品『ピンクとグレー』が実写映画化され、いよいよ公開となります。第28回東京国際映画祭で鑑賞していますので、感想を書いていこうと思います。若手俳優たちのぶつかり合う演技は必見です。

ピンクとグレー

(C)2016「ピンクとグレー」製作委員会

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ピンクとグレー

監督:行定勲/2015年/日本/119分

劇場公開日:2016年01月09日劇場公開 公式サイト

映画川柳

いつだって お前のことが 好きだった

ざっくり、あらすじ

親友が死んだ

人気俳優の白木連吾(中島裕翔)の死をきっかけに、親友であった河田大貴(菅田将暉)に注目が集まる。そこから浮き彫りになっていく、二人の関係と真実を描いていく作品。

感想、思ったこと

全然期待していなかったんですけど、思っていたよりもだいぶ楽しめました!というのも、若手俳優の底力というか「ここまでやるか」という引き出しの多さに驚かされたってのが一番大きいかなと思います。

■開始62分後の衝撃は嘘ではない

この映画の謳い文句にある「開始から62分後の衝撃」は全く嘘ではなく、普通に驚かされるかなと思います。「え、そういう話?」ってなりました。そこから展開していく物語にはもうね、やられましたって感じです。これは映画ならではの表現だなーとは思います。
「ピンクとグレー」というタイトルもちゃんと意味を持ってくるので、面白いですね。

ネタバレになってしまうので、詳しくは何も言えないんですけど、映画のちょうど半分くらいでこれしちゃって大丈夫かなって思うほどです。でも、大丈夫ですよ。

なので、「そんなコピー嘘だろ、どうせ」なんて思っている方はぜひ、劇場で何が起きるのか確認して欲しいですね。ふふふ。

あんまり話せないのがツラいですね、こればっかりは。単純に青春モノのように思っていると痛い目に遭うかも知れないです。
青春モノであることは間違いないのですが、そこから一歩芸能界に踏み込んでいるお話です。売れていく親友、取り残される自分。これを書いた原作者が現役のアイドルとして活躍していることを考えると加藤シゲアキの苦悩のようなものが現れているのではないでしょうか。そう考えるとまた面白みがありますね。

■中島裕翔と菅田将暉

この映画の話をする上で絶対外せないのが主演の二人のことです。中島裕翔も菅田将暉も1993年生まれで同い年なんですよね。菅田くんの方が学年が一個上みたいですけど、この同い年の二人が演技でぶつかっていくんですよ。

まず、中島裕翔の話からしますね。裕翔くんは小さい頃からテレビで見ていて、ここ何年かでの成長は「大きくなったなー」っていうなんかおじさん目線だったんですけど、この映画観て、「こんなことまでできるようになったのか!」と本当に驚きました。これが映画初挑戦なんて思えないです。

売れていく俳優という役どころが見事にハマり役で、まんまごっち(作品の中でのあだ名)を演じていたなーと思います。結構繊細な表情までできるので、その演技には心を揺さぶられます。どうせ、ジャニーズでしょ、なんて思わないほうがいいです。

そして、ベッドシーンね。裕翔くん裸にしちゃって、監督ようやらせましたよ。これは、もうジャニーズで、Hey!Say!JUMPで、「ここまでやっちゃって大丈夫なの?」と観ているこっちが心配になるようなエロいシーンになってます。やばい。ファンの方は期待してください。いや、逆にそういうのは観たくないのかな……。あ、弾き語りのシーンもあります。こっちは安心して見れますかね。

続いて菅田くんは「仮面ライダーW」の頃はこんなに売れるとは思ってなかったですし、こんなに演技の出来る人だと思ってなかったんですけど、数々の映画に出ているうちにメキメキ成長しているなーと思います。auのCMの鬼ちゃんも存在感発揮してますし、今後も本当に注目の若手俳優だなと思います。

それから、夏帆も出ているんですけど、彼女も恐ろしいですね。田舎娘演じさせたら右に出るものはいないと思ってましたが、それ以上でした。

若手俳優たちの演技の幅の広さを本当に楽しめるので、物語だけじゃなく、そこにも注目して欲しいですね。

原作とはまた違うものになっているということなので、原作を読んでからまた、そのあたりについても何か書けたらいいなと思っています。

開始62分後の衝撃はぜひ劇場でお確かめください。

予告編

公式サイトでご確認ください。