『るろうに剣心 伝説の最期編』ハイスピード剣術の極み。 ★★★☆

シェアする

 image

スポンサーリンク

るろうに剣心 伝説の最期編

監督:大友啓史/2014年/日本/135分

劇場公開日:2014年09月13日劇場公開 公式サイト

鑑賞日:2014年09月16日 TOHOシネマズ錦糸町 スクリーン2 にて

映画川柳

どこ行った 十本刀は どこ行った

予告編

ざっくり、あらすじ

志々雄真実と大激突!

前作、『るろうに剣心 京都大火編』の続編です。 何を喋ってもネタバレしそうです(笑)

感想、思ったこと

※この先、若干のネタバレがあります。

■前作を軽く超える剣術の数々。

先月公開された前編である『るろうに剣心 京都大火編』でも、かっこいいと触れた剣術アクションが今作でも冴え渡っています。本当にかっこいい。これをスタントなしで演じているということなので、ただただ口が開いてしまいました。

福山雅治演じる比古清十郎との場面では、ブルース・リー的な動きがあるのですが、剣術だけではなく武術も組み合わされているアクションが本当に見応えたっぷりに展開されていくのは楽しくない訳がないんですよね。

志々雄一派との戦いが描かれる甲板での殺陣は、もう最高。ここだけでも観る価値があるんじゃないかというレベル。神木くん演じる瀬田宗次郎との戦いも前作よりも空間を利用した壁蹴りなんかもあって、興奮もの。そこで見せる神木くんの演技もよかったです。志々雄との入り乱れ最終決戦も「おおおおおお!」とテンションの上がる映像でした。そこだけでこの作品を語れば、本当に大満足です。

■漫画は知りません。

自分は前作の時も話しましたが、原作漫画はよく知りません。アニメもちらっと見たけど内容は全く知らないです。実写映画版からの状態です。なので原作と違う箇所がどこだとかいうことはできないです。前作はそこまで気になることもなかったのですが、今作は少し気になることが多かったなという印象です。 アクションシーンだけで135分も持つはずもないんですよね。だからドラマパートがしっかり存在します。前作では程よくドラマが展開していて、あまり深堀りされていかなかった部分がありました。そのため、今作では剣心の悩みなどがちゃんと描かれていてよかったなと思いました。台詞が漫画的で長ったらしいなと思う部分はありましたけど、全然許容範囲内でした。

じゃあ、何が気になったかというと志々雄真実一派のことです。 京都大火編で志々雄自身が「十本刀を集めろ」と言っていた彼らです。どんな強者なんだろうと密かに期待しておりました。そんな十本刀が半分くらいしか出て来なかったんです。時間の都合上全員登場させられないのは何となくわかるんですけど、それにしても期待させといて扱いがひどいなーと思っちゃった訳です。あんな一撃で殺さなくてもいいじゃない。名前くらい教えてよ!という感じでした。

それから、瀬田宗次郎が感情を封じているという話が謎の和尚さんから説明があったんですけど、ここまで必死に封じ込めていたものが剣心との戦いで崩壊し発狂するのがイマイチわかりませんでした。剣心が諭しているシーンで「ああ、考え方が違ってたのか」と理解した次第であります。それにしてもなー。

それから”百識”と呼ばれていた滝藤賢一演じる佐渡島方治。ホントに頭いいの?ってレベルで雑魚コメディ要員だったのですが、これは何なんでしょうか(笑) それにしてもこの時代はガドリング砲好きなんですね。

そんなこんなでお前らどうやってここまで来たんだ!とか最初からそれで攻撃しようよとか、色々と気になってしまいました。それもクライマックスで展開されたためにそこまでに描かれていたドラマもアクションも水の泡に。ラストカットは好きなんですけどね。うーん、なんだかなー。

個人的には音楽が合ってたり、合ってなかったりして鬱陶しかったっていうのもありますけどね。 そして、やっぱり武井さんが好きになれませんでした。 っていうかほとんど出てこなかったじゃない。台詞「剣心」だけだったんじゃないかっていう。

アクションは本当に見応えのある映像なので、そこだけでも見て欲しいですね。 前編から期待しすぎてしまったせいで少し身構えてみてしまったせいかも知れません。 それでも前後編合わせて、楽しめたのは間違いないです。