[映画の感想]『ちはやふる 下の句』ダサい。ダサすぎるよ、クイーン。

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[映画の感想]上の句を観てからずっと気になっていた下の句。観てきましたよ。もう、よかったです。二部作不安とか言ってごめんなさい。松岡茉優がダサ可愛いので、それだけでもうお腹いっぱいなんですけど、広瀬すずも相変わらずか可愛くて、ああもうありがとうございました。

ちはやふる下の句

(C)2016 映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社

 

目次

ちはやふる 下の句

監督:小泉徳宏/2016年/日本/103分

 

劇場公開日:2016年04月29日劇場公開 公式サイト

 

映画川柳

 

ダサすぎる クイーンがむしろ 可愛いよ

 

ざっくり、あらすじ

 

全国大会!クイーンと戦うよ

 

前作『ちはやふる 上の句』で順調に瑞沢高校かるた部を作り上げ、そのまま全国大会に進む。その中で幼馴染みの新(真剣佑)やかるたクイーン・若宮詩暢(松岡茉優)との関係を描いた作品。

 

感想、思ったこと

二部作構成というのが非常に不安だったのですが、そんなのは全くもって無駄な話でした。上の句も下の句もどっちもしっかり楽しめたので、二部作で正解だったということだと思うのです。

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■個の力、チームの力

物語のテーマとしては「チーム」なんだろうなとわかりやすく描かれています。千早が繋がっている人たちとのチームとしての関係性が、クイーンや新の個と対比されながら描かれているんですよね。千早の行動が説得力を増すようになっているのも巧いなと感じました。個の方が強いのか、チームの方が強いのかなんていうのは王道を行けばチームの方が強いんですけど、そう一筋縄では行かなかったりするのもまた作品の魅力になっていると思います。
上の句で描かれていたチームのメンバーそれぞれの想いみたいなものとも対になっている感じがしたので、構成としても二部作である意味が感じられました。まさしく、かるたの構成と同じですね。

メインは千早とクイーンと新と微妙に太一なので、あまり期待はしない方がいいかも知れないですけど。かなちゃんはとっても可愛かったです。肉まんくんも可愛かったです。机くんも可愛かったです。つまり、みんな可愛かったということです。上の句から引き継がれている部分がしっかりと花開いています。

個人的に気になったのは太一を演じていた野村周平のお尻。彼、絶対お尻を鍛えていると思うんですよ。学生服着て、あれだけお尻の高さを出せるって、ちょっとしたヘンリー・カヴィルだと思います。笑う演技があまり得意じゃなさそうなのが、ちょっぴり残念なんですけど、今後千早との関係に進展があればいいですね。

上の句にあったアニメーション的な演出がなかったのが、ちょっぴり残念でしたけど、相変わらずキレイな画でした。田んぼと夕日とか自転車とかたまらねーっす。

何はともあれ、春にぴったりな爽やかな青春映画になっていて、原作知らずとも楽しめる作品だと思います。
まだ二部作連続で観られる劇場もあると思うので、一気に観てもいいかも知れないですね。

 

予告編

 

 

ちはやふる下の句

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