[映画の感想]『一週間フレンズ。』イケメンじゃない。ちょっとダサい山崎賢人もよい。

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[映画の感想]いやー観てきましたよ。アニメが人気だったマンガ原作の『一週間フレンズ。』実は原作をはじめアニメシリーズさえも観たことがなかったのですが、普通にいい話でございました。しかも、山崎賢人がいつもと違ってダサめ。これはこれでよかったですよ。うん、さすがイケメン。

一週間フレンズ。

(C)2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会

 

目次

一週間フレンズ。

監督:村上正典/2017年/日本/120分

 

劇場公開日:2017年02月18日劇場公開 公式サイト

 

映画川柳

友達に なってください 一途だな

 

ざっくり、あらすじ

藤宮さん、僕と友達になってください。

転校生・藤宮香織(川口春奈)に一目惚れをした長谷祐樹(山崎賢人)はひたすら「友達になってください」と伝え続けるも、彼女には友達を作らない理由があって、もうホント切ない話。

感想、思ったこと

クールなイケメン役が多かった山崎賢人がヘタレな天パ男子高校生を演じているのが、何か新鮮でした。そして、どこか陰のある川口春奈も相変わらずの可愛さでした。ってか、最近あんまり見てなかった気がしたけど、うん。
でも、全体的には青春学園モノっていうこともあってか”学芸会”みたいな印象でした。

■駆け足で過ぎ去っていく季節

高校2年生の一年間が一応中心に描かれていくんですよね。高1の春休み直前に出会って、そこから季節をめぐりながら想いを募らせていくわけです。ただ、その時間の経過があっという間な上に、その変化がイマイチ伝わってこないので、何かこれいつの話なん?みたいなところはあったかなぁ。そういうのに乗っていけないと正直楽しみきれないんですよね。一緒に気持ちも変化させていきたいというかなんというか。

それに加えて若手キャストの気持ちが入ってるんだか、入ってないんだかわからない学芸会のような演技のせいで僕の気持ちはどっかにいってしまっていました。クライマックスのあのシーンがくるまでは。

主人公の長谷祐樹(山崎賢人)は漫研なんですよね。だから、劇中も絵を書いていることがたびたび映されるんですけど、それがね上手いことラストに掛かってくるんですよね。あれ、そういうことなんだねって。そこのシーンで放たれるセリフがたまんなくよかったですね。キャラクターは気に食わないけど、そこでそれを言えるお前偉い!って感じで、そこまでの嫌なヤツだなぁって感じが吹き飛びました。ホント、どうでもいいんだけどね。

何が言いたいかって積み重ねが実に下手くそすぎて、せっかくのいいシーンが何の感動も生んでくれなかったから物足りなかったんですよね。季節が駆け足で過ぎ去っていくし、人の話みんな聞いてないし、自由な高校生たちでした。

いいところは本当に山崎賢人。こういう役も平気でやってのけてくれるからもう何だか安心して観れました。彼の表情の変化は大袈裟ではなく必見かなーって思います。

なんでも、アニメ版との繋がりもあるらしくおそらく観ていた方にはすぐわかると思うんですけど、観てない自分でもすぐにピンと来たので気にしながら観てみるといいかもしれないです。ちょっとアニメ観たいなーって思ってます。

 

どこかで見たことあるなーって思ってたら、超特急でボーカルしてるタカシこと松尾太陽が山崎賢人の親友役で出演してた。今後に期待ですね。

 

2月はまだまだ邦画青春大戦争が続きますので、引き続きよろしくお願いします。

 

一週間フレンズ。

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