『美しい絵の崩壊』 ★★★★

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美しい絵の崩壊

Two Mothers/監督:アンヌ・フォンテーヌ/2013年/オーストラリア・フランス/111分

 

劇場公開日:2014年05月31日劇場公開(R15+) 公式サイト

鑑賞日:2014年06月06日 ヒューマントラストシネマ有楽町 劇場1 にて

 

映画川柳

 

繰り返す 二人の母の 物語

 

予告編

 

 

ざっくり、あらすじ

 

ごめん、ママ。好きになっちゃったんだ。

 

親友同士の母親。その息子達も家族のように生活してきた。

いつしか、もう一人の母親に恋心を抱いてしまう。母親達も悪い気はしないと、その気になっていく作品。

 

感想、思ったこと

『アデル、ブルーは熱い色』を観に行った際に 予告が流れ「好きそう!」と勝手に思っておりました。実際、観てみるとやっぱり好きな映像だったので安心しました。

今作は、母(の親友)と息子の恋愛が描かれるのですが、ナオミ・ワッツが好きなのでそれだけで楽しめます。いや、でもロビン・ライトも美しい(笑) ジェームズ・フレッシュヴィルとゼイヴィア・サミュエルが演じる息子達もキラキラしてて眩しいですけどね。

ジェームズ・フレッシュヴィルは、『アニマル・キングダム』という作品に出てるんですけど、その時とは比べ物にならないくらい逞しくなっていました。こんなにかっこよかったっけ?と思うほど(笑)

ゼイヴィア・サミュエルは海辺の映画によく出てくるイケメン俳優ですね。もう、30歳なんですね。なるほど。そんな彼がロビン・ライト演じる母の親友、子供の頃から知っている、いわばもう一人の母に恋をする訳です。昼ドラにありそうな、でも、何だかありえなくなさそうだよなーと思いました。

そんなこんなでイケメンのケツを眺めておりました。けっ。 セックスシーンが度々あるんですけれども、何かいやらしさというよりも美しさと儚さ、切なさみたいなのが伝わってきて、普段ドキドキしないのですが、緊張しました(笑)

 

話の内容としては、「おいちょっと待て。 落ち着けお前ら!」的なところもありますが、意外と冷静に、まぁそうなっちゃうよね、みたいに受け入れられちゃいます。

自然の美しい好みの映像だったので、あまりその辺は気にせずに観てました。

子供から大人、波から波、セックスからセックス、滑らかな転換は見事です。

 

ピアノの旋律の中で理想として描いていたものは崩れていきます。

そして、その先に4人を待ち受けているものは幸せなのか、何なのか。うん、いいと思います。

 

 

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