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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
Avengers:Age of Ultron/監督:ジョス・ウェドン/2015年/アメリカ/141分
劇場公開日:2015年07月04日劇場公開 公式サイト
鑑賞日:2015年07月05日 TOHOシネマズ新宿 スクリーン10(IMAX3D) にて
映画川柳
ヒーローの 集いしところ 災難だ
予告編
ざっくり、あらすじ
アベンジャーズ、再び。
NYで宇宙の敵との戦闘後、世界の平和を目指して戦ってきたアベンジャーズ。
そんな彼らの前に立ちはだかるのは、トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)が作り出した人工知能だった。
特殊な能力を持った双子も登場し、てんやわんやの大騒ぎを描いた作品。
感想、思ったこと
■アベンジャーズとは何か。
2012年にヒーロー祭り映画『アベンジャーズ』が公開されてから早いもので3年が経過しております。
そして、他の国々に遅れをとること数ヶ月。日本でもようやく、その続編が公開されました。いやー面白かった。
ここ最近のアメコミヒーロー映画はリアルな質感を重視し、ヒーローも悩み、苦しみみたいな部分を描き人間性みたいなものを炙り出してきたわけです。アベンジャーズというヒーローが集結して戦うお祭り的な作品でもそれをしっかりと突きつけてくれてるんですね、今作は。平和って?正義って?というよくある部分から、自分たちアベンジャーズとは何かって部分を考える作品になってました。
彼らが行くとこ行くとこ、街が壊れるわ、敵が現れるわ、散々なわけですよ。そんな彼らが平和を語るなんておかしいよね!アベンジャーズいらなくね?みたいなテンションで話が進んでいくので、アベンジャーズのメンバーと一緒に悩み、葛藤しながら映画を鑑賞するといいかもしれません。アベンジャーズって何なのでしょうか。
何はともあれ、ヒーローたちは力を合わせて新たな敵と戦わなきゃいけないんですよ。それで、今回は前作のようにアベンジャーズのメンバーが少しずつ集まってうぉおおおおおおっていう盛り上がりのある作品ではなく、初めから全員集合してるんですよね。なので、各メンバーの見せ場があるんですけど、それに加えてアベンジャーズとしてのコンビネーションを存分に見せてくれます。「こういうの観たかった!」っていうようなコンビ技などに終始興奮しっぱなしでした。キャプテン・アメリカはやっぱり真面目だった。
ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)が美しくかっこよかったのは言うまでもないですね。何、あの青いライン。美しい。この撮影のタイミングって妊娠してたような、してないようなで何やってんだよって思うような感じでしたね。
アクションが満載で見どころだらけなのは間違いないのですが、正直物足りなさも感じるんですよね。それは話自体がこれから進んで行くっていうのが問題なのかなと思います。今後もマーベルシネマティックユニバースとして、同じ世界を共有するヒーローが出演する映画が続々と公開されていきます。そして、最終的にアベンジャーズとして集結する。そんな中の新たなスタートを切った映画が今回の作品の立ち位置のような気がします。
ここまでを区切り、そしてここから新たな戦いが始まっていく。そんな作品なのです。
最低ラインの復習としては、前作『アベンジャーズ』を観て、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』をしっかりエンドロールまで鑑賞した上で映画館に観に行くと話がスムーズに繋がるのかな、なんて思いました。
本作鑑賞後に各ヒーローの単独作品、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」を見漁ってもいいと思います。せっかく大きなスクリーンと大迫力の音響設備で観れるタイミングなので、全て観てからというのが難しいと思いますので、まずは劇場で楽しんでから話を繋げていってもいいと思います。
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