『コート・スティーリング』パンイチのオースティン・バトラー、酷い目にあう/ネタバレなし[映画の感想]

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どうも、映画おバカ・manabu( @mnbspark )です。ダーレン・アロノフスキー監督の新作『コート・スティーリング』観てきました!

ダーレン・アロノフスキー監督といえば『ブラック・スワン』や『ザ・ホエール』みたいな、重ためな作品のイメージが強いですよね? でも今作はちょっと違います。『エルヴィス』で一躍スターとなったオースティン・バトラーが主人公で、ひょんなことから裏社会のトラブルに巻き込まれていくクライムアクション(スリラー?)です。監督らしくないエンタメ作品なのでは。

ちなみにタイトルの「コート・スティーリング(Caught Stealing)」は野球用語で「盗塁失敗」らしい。ハンクは人生逆転ホームランを打てるのか。

目次

コート・スティーリング

見どころ

● オースティン・バトラーがエロくて、ちょっとかっこ悪い

● まるでコーエン兄弟な巻き込まれ劇

● 90年代NYの臭い

基本情報

原題:Caught Stealing

劇場公開日:2026年01月09日

アメリカ/2025年/107分/PG12

監督:ダーレン・アロノフスキー

音楽:ロブ・シモンセン

出演:オースティン・バトラー/レジーナ・キング/ゾーイ・クラビッツ ほか

あらすじ・解説

『ブラック・スワン』の鬼才アロノフスキー×オースティン・バトラー!舞台は90年代NY。元球児のバーテンダー・ハンクは、隣人の猫を預かっただけでマフィアに狙われ、裏社会の抗争に巻き込まれてしまう。理不尽な暴力と悲劇の果てに、逃げ場を失った男がついにブチ切れる!豪華キャストで贈る、極上の復讐クライム・アクション。

鑑賞記録:2026年01月09日 TOHOシネマズ新宿 スクリーン5

オースティン・バトラー、パンイチ姿がセクシーすぎる問題

まず、これだけは最初に言わせてください。 この映画の最大の見どころ、それは「オースティン・バトラーのパンイチ」です。(絶対、違う)

彼が演じるのは、バーテンダーとして働くプロ野球選手を目指していたハンク。彼がこれでもかというほど不運に見舞われ、ボコボコにされるんですが、あるシーンでパンイチ姿で痛めつけられるんですよ。猫を預かっただけなのに。

普通なら「うわっ、痛そう…」って目を背けるシーンのはずなんです。でもね、スクリーンに映るパンイチオースティンがあまりにも魅力的で……(いや、なんでボコられてるのにそんなにエロいんだよと突っ込みたくなる)

とにかく、脱がなくてもいいだろってシーンでも脱いでくれて、なんかありがとうって感じです。しかも、その肉体美がまた絶妙なんです。スーパーヒーロー映画みたいなガチガチの筋肉マッチョじゃなくて、あくまで「野球選手を目指していた」リアルな肉感。元運動部です、な説得力がある体つき。役作りなのかオースティン・バトラーがそうなのかは不明ですが、謎にリアリティを感じるエロさあるパンイチでした。

まるでコーエン兄弟!? ドタバタ巻き込まれ劇がたまらない

ストーリーに関しては、いい意味で裏切られました。 シリアス一辺倒かと思いきや、主人公が自分の意志とは無関係にどんどん悪い状況に転がっていく展開は、まるでコーエン兄弟の映画(『ファーゴ』とか『バーン・アフター・リーディング』あたり)を見ているような感覚!

勘違いが勘違いを呼び、変な奴らが次から次へと現れて、事態は収集不可能なカオスに。テンポも非常にいいし、映像センスもいいし、ドタバタ劇に妙なスタイリッシュさもあって好き。主人公の成長も感じられて、最後は爽快感すらある。

ただ、登場人物の名前と関係性を整理できないまま、どんどん進むので、あーえーっとその名前は誰だっけね、となってました。

90年代NYの「汚い熱気」が臭う

最後に、この映画を語る上で絶対に外せないのが時代設定です。 舞台は1990年代のニューヨーク。あとこの時代を彩る使用楽曲もナイスすぎ。

今のキラキラした観光都市になる前の、路地裏がちゃんと薄汚くて、危険な匂いが残るNY。臭ってきそうな空気感の再現度は実際に見たことないけどわかります。画面から路地裏の湿気とかタバコとかゲロとか下水感が漂ってくる感じです。

しかも、スマホやSNSがない時代っていうのがミソ。 助けを呼びたくてもすぐに連絡がつかない、GPSで居場所がわかるわけでもない。「アナログさ」が、主人公の孤立感とスリルを倍増させています。テクノロジーに頼れないからこそ、自分の体一つで切り抜けるしかないオースティン・バトラーの必死さが際立つわけです。

何はともあれ、オースティン・バトラー眼福映画です。

コート・スティーリング

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