『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』MCU入門におすすめ! 可愛いのはアライグマじゃなかった!/ネタバレなし[映画の感想]

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どうも、映画おバカ・manabu( @mnbspark )です。今回は、MCUの中でもひときわ異彩を放つ、宇宙のならず者たちの物語、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。愛すべきキャラクターたちの絆、笑いと涙の絶妙なバランス、そして何と言ってもオールディーズを中心としたノリノリのサウンドトラック!もう、魅力が多すぎる。そして、なんだあの可愛い生き物は!

(C)2014 Marvel. All Rights Reserved.
目次

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

見どころ

● ならず者たちの「家族」の絆

● 笑いと涙、アクションの超絶バランス感覚

● Awesome Mix! 俺映画史上ベスト級オープニング

基本情報

原題:Guardians of the Galaxy

劇場公開日:2014年09月13日

アメリカ/2014年/121分

監督:ジェームズ・ガン

音楽:タイラー・ベイツ

出演:クリス・プラット/ゾーイ・サルダナ/デビット・バウティスタ/カレン・ギラン ほか

あらすじ・解説

全員が犯罪歴をもつお尋ね者たちがチームを組み、銀河滅亡の危機を阻止する戦いに巻き込まれていく姿を描いたマーベルコミックの映画化作。自らを「スター・ロード」と名乗り、いい加減な性格でプレイボーイなトレジャーハンターのピーター・クイルは、ある日、惑星モラグの廃墟で謎の球体「オーブ」を見つけ、盗み出すことに成功する。しかし、そのオーブは銀河を滅亡させるほどの力を宿したパワーストーンで、暗躍する「闇の存在」が探し求めていたものだった。オーブを狙う者たちに追われ、凶悪犯だけが収容されるという銀河一危険な収容所に入れられてしまったピーターは、そこで一緒になったロケット、グルート、ガモーラ、ドラックスと協力して脱獄。たまたま利害関係が一致しただけで信頼関係もない5人は、内輪もめを繰り返しながら逃亡を続けるが、そんな彼らに「闇の存在」の魔の手が迫る。

映画.com より

鑑賞記録:2014年09月13日 TOHOシネマズ 船橋 スクリーン4(Dolby Atmos)

こいつら、アベンジャーズとの関わりなし!?

面白かった。年間ベスト入りもあるくらい。いや、入れます。 前評判がよくて期待して行ったのですが、それを超えてくれる作品でした。宇宙映画の大先輩『スター・ウォーズ』や『スター・トレック』を意識していて、どこか知っているような世界観の居心地がよかったです。

誰でも楽しめるアメコミ映画

今作も『アベンジャーズ』シリーズと世界観が同じマーベル・シネマティック・ユニバースの作品です。ですが、それらの作品群を観ている必要は一切なし。なので、マーベル作品の入門としてもってこいかなと思いました。

今年公開された同じ作品群の『キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー』は関連作を観ていなければわからないことがあったのに比べると、とても敷居が低い映画になってます。

これから、『アベンジャーズ2』に向けて準備したいなって人は、ぜひこの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』から始めてもみるイイと思います。

あ、『アベンジャーズ2』に彼らは登場しないですけどね。でも、必ず共演すると思います。まずはソーとの共演かなんかがありそうな、なさそうな。宇宙に行けるヒーローがいないんだよなあ。

ちなみに、MCU作品として関連性が全然ないかというとそうでもなくて、ちゃんと世界を共有しています。ここまで観ていると色々と繋がりを感じながら、より楽しめるはずです。

お馴染みのエンドロール後のおまけ。 何ですか、あれ。どれくらいの人が知っているのか、不明なあいつ何者!?

何はともあれ、グルートが可愛い

宇宙を舞台にしているので、設定やらキャラクターやら まーごちゃごちゃしています。良い意味で。

そんな中でも、主役の5人(?)の個性がよかった。自分のお気に入りは変な植物、グルートです。 予告だけの段階ではアライグマのロケットが可愛いなって思っていました。でも、本編を見たら、このグルートにハマると思います。

台詞は”I am Groot”のみ(笑) とても愛らしいです。 多くは語りません。とにかく観てください。 ああ、グルートおおおおおおおおおおおおおおおお。ってなる。

あとは主人公のピーター・クイル。 彼が命を賭けても守り抜くカセットテープとウォークマン。まるで、シンジ君のS-DATのよう……。そこから流れる音楽がたまらなくエモい選曲。

といっても自分が生まれる十数年前の曲ばかりなのですが、 使い方など込みでホントに好みでした。ごちそうさまです。

演じたクリス・プラットはもともとポッチャリ体形だったそうで、 随分と絞ってイケメンに様変わりしているので、 そういった所でもダメなヤツが奮闘している感じがありますよね。

シンプルで勢いに身を任せるストーリー

宇宙物で設定だのなんだのがごちゃごちゃしてるけど、ストーリーはいたってシンプルです。ダメな奴らが協力して、悪いヤツをぶっ倒す。 何かゲームっぽい流れですが、こんな感じです。

どうして、5人がまとまるかはそれぞれが孤独だから。もちろんお金や自由のために戦うという側面もあるのだけど、色々な背景のもとに集まって、どこかで共感しながらバラバラだったチームがひとつになっていく。王道的ストーリー最高!

と、ぐだぐだ言いましたが、正直、設定とか人物関係などが整理できなくてもいいと思います。 もう、宇宙船に乗って宇宙を旅するつもりで 勢いに身を任せてしまえば、楽しいです。あっという間です。 難しいことは考えず、ノリよくいきましょう。

もっと、アライグマのロケットを掘り下げてくれたら感情移入もできて、グッとくる要素があった気もしたんですが、 テンポが悪くなるから仕方なし。 それでも、主人公たちの活躍には、涙するかと思うほど、熱いものがありました。

笑いあり、笑いあり、笑いあり。ちょこっと涙ありで、宇宙を冒険する5人の友情は今年一番熱かった! そして、グルート、可愛い。

おわり

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