『ホビット 決戦のゆくえ』語り継がれる物語。 ★★★★☆

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ホビット 決戦のゆくえ

The Hobbit: The Battle of the Five Armies/監督:ピーター・ジャクソン/2014年/アメリカ/145分

 

劇場公開日:2014年12月13日劇場公開 公式サイト

鑑賞日:2014年12月13日 TOHOシネマズ船橋 スクリーン4 Dolby-Atmos 3D字幕版 にて

 

映画川柳

 

この時が いつか来るとは 知ってても

 

予告編

 

 

ざっくり、あらすじ

 

旅の終わりがやってきた。

 

前作で邪悪な竜・スマウグを起こしてしまったビルボ一行

その竜に奪われた金銀財宝を巡る戦いへと巻き込まれるホビットを描く作品

 

感想、思ったこと

■終わってしまった。

『ホビット 思いがけない冒険』を気になってHRF3Dで観に行き、その精細で滑らかに動く映像に気持ち悪さを感じてから早いもので2年。今年は2作目「竜に奪われた王国 」も公開されて、1年のうちにホビットが2作も観れるなんて幸せですね。そして、完結ですよ。完結。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを含め6作にもなる、この作品群が完結するというのは何だか感慨深いものがあります。今作のエンドロールが憎いです。

 

物語は前作の続きからで、竜・スマウグとの戦いから始まります。そして、金銀財宝ざっくざっくのはなれ山を巡る各種族の戦いがもうずっと描かれるのですが、この戦闘シーン何分あんの?ってくらい終始戦っています。この作品の3Dは自然なタイプ(わざとらしく飛び出したり、3Dを意識してるシーンは少なめ)なので疲れないのでいいのですが、これでいちいち弓とか飛び出して来てたら、酔いますね。きっと。

こうして、初めから一緒に旅をしてきたという感覚があるからこその感動がある作品ですので、復習をしっかりしてから観に行くことをおすすめします。

自分はHFR版で今一度観たいなと思いつつ、4DX版も気になったりしております。映画の鑑賞選択肢が色々あると困ります。

 

■The Last Goodbye

エンドソングがビリー・ボイドの歌う”The Last Goodbye”という曲なんですが、エンドロールの映像と相まって泣かせにかかってきます。なんすか、この歌。あ、ビリー・ボイドは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピピンですね。ピピン。

ホビットシリーズを通じて、旧三部作である『ロード・オブ・ザ・リング』の楽曲が使われている部分が多々あるのですが、まるまる同じってことは少ないですけど、やっぱりテーマ曲みたいなのが存在するんですよね。何度も同じメロディーを聴きますからね。それで今回「おお!」となった部分があって、あの有名なテーマ曲の一節がラスト付近のとある場面で流れるんですよ。それが本当に繋がりを感じられて、「ああ、ロード・オブ・ザ・リング観なきゃ」と思わせてくるんですよね。不思議。

ということで、ホビット三部作が終わった今やらなければならないのは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの一気見であります。ホビットから続く物語を本当の意味で終わらせなければ、と思っています。

現時点でBlu-rayは二つの塔しか持っていません(笑)

 

三部作を総合しての評価になってしまってますが、大変満足しております。いい旅だった。

このシリーズを映画館で観れたことを誇りに思います。

 

 

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