[映画の感想]『インターンシップ』働くってなんだっけ? Googleのインターンを題材に学べるコメディ

どうも、映画おバカ・manabu( @mnbspark )です。今回は主に大学生が就活前に企業で行うインターンシップを取り扱った映画『インターンシップ』。ひょんなことからおっさん2人が参加して、年の離れた学生たちとワチャワチャ交流していきます。普遍的な「働くこと」について学べる気がする秀逸なコメディです。

日頃からお世話になっているであろう、Googleが舞台。しかも、全面協力で本社を使って撮影が行われたとのこと。『ナイト・ミュージアム』を撮ったショーン・レヴィ監督の安定した笑いもバッチリ。『メイズ・ランナー』シリーズで有名なディラン・オブライエンの若かりし姿も楽しめます。

※2021年1月27日現在、アマプラ会員特典として鑑賞可能作品です。

(c) 2013 Twentieth Century Fox and Regency Enterprises. All rights reserved.
目次

インターンシップ

基本情報

原題:The Internship

劇場公開日:日本劇場未公開

アメリカ/2013年/119分

監督:ショーン・レヴィ

音楽:クリストフ・ベック

出演:ヴィンス・ボーン/オーウェン・ウィルソン/ローズ・バーン/ディラン・オブライエン ほか

あらすじ・解説

アナログ腕時計のセールスマンのビリーとニックは、会社が倒産して失業する。ビリーは恋人に逃げられ、ネットで求人を探した。しかし、資格を持たない中年に該当する、いい仕事は皆無。彼はふと、画面中央の「Google」の文字に目が留まった。

一方ニックは、姉の彼氏のケヴィンが経営する寝具販売店で、アルバイトを始めていた。ケヴィンは首にサンスクリット語の入れ墨をする変わり者で、ニックに老人の相手を押し付けると、自分は若い女性客とベッドの上でいちゃつき始めた。そこへビリーが来店し、1時間後にインターンの面接があるから受けようと、ニックを連れ出すのだった。

MIHOシネマ より

普通に面白くてビックリ

今はそんなことありえないんだろうけど、”アメリカンドリームな映画”が観れて満足です。舐めてました。B級なアホなコメディかなーって勝手にイメージしていたので、ストレートなメッセージがあるイイ作品でした。

日本では劇場未公開作品ということでソフト化のみなのでスクリーンで観るということができないのが非常に残念ですが、家でまったりとポップコーンにアイスクリームなんかを抱えて、家族や友達と突っ込みを入れながら笑って観るのが絶対楽しい作品なので安心してください。だから、ある意味日本の映画館向きの作品ではないのかもしれません。ゲラゲラ笑って観れないのがよくも悪くも日本の映画館なので。

失業したおっさん2人がいつもお世話になっているGoogleを舞台にドタバタやってしまうっていう設定がぶっ飛んでますが、コメディ映画としての間合いなんかも見事で、下ネタの加減もちょうどいいです。『テッド』のスタッフが贈るなんて謳い文句を見たら、まず下ネタの心配しちゃいますよね。

Googleが舞台ということでインターンシップに集まっているのは賢い学生ばかりなんですよ。だから、今まで勉強ばっかしてましたなんて人たちの集まりだからこその下ネタが効いていたりもしてお見事でしたね。

映画好き必見のネタが色々

下ネタの話ばかりしていると変態認定されそうなので、映画ネタがふんだんに使われているところを映画好きとして書いておかないといけないですね。この映画、色々な映画を持ち出して笑わせてくるんですよね。おっさん二人が使う映画と若者たちが使う映画のギャップもいい感じで、誰もが知っているであろう作品のチョイスもよかったです。

予告編にもちらっと出てくる『X-MEN』シリーズを使った一連の流れは最高でした。たまらん。今作に出てきた作品を見直したりするとおっさん二人の話に説得力が増すかも知れません。いや、保証はしません。

(c) 2013 Twentieth Century Fox and Regency Enterprises. All rights reserved.

音楽を担当しているのがクリストフ・ベックっていうのに驚きました。あの昨年の大ヒット作『アナと雪の女王』のスコアを担当していたのが彼なんですよ。ハングオーバーなんかも担当しているので、コメディ映画での活躍は知ってたのですが、幅広い音楽を書く人なんだなというのを改めて思い知らされた感じですね。特にいい曲があったとかではないのですが、アラニス・モリセットを使う感じは好きでしたね。世代を感じさせますね。

おっさん二人以外のキャストで目が行ったのは、Googleの社員ダナを演じたローズ・バーン。インシディアスとかブライズメイズなどの色々な映画に出てますが、彼女『X-MEN』シリーズ出てます。もう何なの。彼女の存在もいい感じでしたね。

個人的には学生の一人スチュアート役だったディラン・オブライエンがツボで、メガネ姿がオリエンタルラジオの藤森みたいでなんか出てくるたびに笑いそうになってしまいました。イケメン枠だったんじゃないかなと思います。ちなみにちなむと5月公開の20世紀フォックス配給作品『メイズ・ランナー』に出演しています。てか、ほぼ主演の位置ですかね。新生スパイダーマンの噂もあったりする彼なので注目しておくといいかもしれないですね。

社会人として働く前に観ると学びがある!?

インターンシップと聞くと就活のイメージが先行しますが、この作品は就活性はもちろん働いている人、これから働くという人に対して何かしらの活力を与えてくれるそんな映画な気がします。

舞台はGoogleだけど、内容はもっと普遍的な「働くにあたって」というような部分が面白おかしくではありますけど、確実に伝わってきました。

社会人を目前としている時はただただ不安と期待が入り混じった状態で、否が応でも仕事のことを考えなくてはならないんですよ。ましてや、自分がやりたいことって何だろう、自分にできることって何だろうとわからず困っているときに、この作品を見ると気付くことがあると思います。面白いチャンスがあったら、とりあえず一歩踏み出そうと強く思いました。何がどう転ぶかなんてわからないですからね。

コメディ映画なので、笑いがどうしても強いですが、痛快な王道サクセスストーリーであって特に何も考えず見られる良い作品だと思います。働くことについて何かしら悩みだったり、考えがある人に対してパワーを与えてくれる不思議な作品でもあるなと思います。オススメ。

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