LUCY ルーシー
Lucy/監督:リュック・ベッソン/2014年/フランス/89分
劇場公開日:2014年08月29日劇場公開 公式サイト
鑑賞日:2014年10月09日 TOHOシネマズ八千代緑が丘 スクリーン3 にて
映画川柳
スカヨハは 悪くないんだ 悪くない
予告編
ざっくり、あらすじ
脳が活性化しました。
やばい薬品が体内で溶け出し、脳を刺激。
ルーシーの脳がどんどん活性化していく作品。
感想、思ったこと
■さすが、リュック・ベッソン監督。
『レオン』などの名作をいくつも撮っている有名な監督です。また、時々迷作を撮ることでも有名なんです(笑)
そうです、今作品は迷作のリストに誰が何と言おうと入る作品と言えます。ははは。
そんな監督だからか、スカヨハことスカーレット・ヨハンソンやモーガン・フリーマンといった俳優陣が揃い、真面目にこの映画をやり切っているところが何とも言えなくて。言ってる内容はともかくとして、無駄に説得力のあるモーガン・フリーマンが憎たらしい。スカヨハは悪くないんだよ。うん。スカヨハは悪くない。
そんな、今作でもリュック・ベッソン監督らしさはあって、カーチェイスと銃撃戦は、うん、まぁ、か、かっこよかったです。素直にかっこいいと言えないなんて辛いですが、銃撃戦の裏でルーシーが。ルーシーが!ああああああああ。
■終始、笑いっぱなし。
『LUCY ルーシー』感想、突っ込んだら負け← – A LA CARTE
公開からひと月以上経った今、なぜ世間で駄作だ、珍作だ、と言われているこの作品を今さらながら観に行ったかというと、仲良くして頂いている映画ブロガーの修平さんに「映画ブロガーなら観に行かないとだよ」と言われたからなんですよね。
修平さんがこんなレビューを書かれているので、それなりに覚悟はしていきました。はい。そのおかげか思っていたよりも楽しんでしまっている自分がいました(笑)
だっさい、インサート映像が入っても「使い過ぎ、使い過ぎ」
どうして病院に銃持ち込んでるのに誰も止めないんだろう「あ、ルーシーの脳力か!」
韓国マフィアに対して手を挙げるだけ「ブラック・ウィドウじゃないからだよね」
口から光線も出せるようになるのか「ゴジラみたい、ゴジラ……」
脳が活性化すると何でも出来るのか「……もう無理。」
クライマックスの怒濤の攻めに、もう我慢できなかった。突っ込むなという方が無理難題です(笑) よーくわかりました。終始、大きな心で受け止めながら、笑っていました。レイトショーで観客が少なくてよかったですよ。ホント。
個人的なツボはルーシーがお腹蹴られて、わわわわわって壁や天井を移動するシーンのラスト。鎖を掴んでわーってこっちに向かってくるところ。あれ、好き。スカヨハ好き。感情を失っていく様もルームメイトとのシーンで絶妙な表情で演技していて、ニヤけてしまいました。スカヨハ好き。
きっと、脳を10%も使わずに、「あーすごいなー」って笑って観たらテンポがいいので、あっという間に色々なものが観れて楽しいと思います。『トランセンデンス』的な要素もあり、ハルヒに出てくる長門有希みたいな気もしたりして、てんこ盛りです。はい。
お家でワイワイしながら、ツッコミ続けるという選択肢もあると思います。そのあたり『テッド』に似ているような気がします。何倍も真面目にやってるんですけどね、この映画の方が。
あー楽しかった(笑)