[映画の感想]世界的ヒット作品『メイズ・ランナー』シリーズの第2章。謎の巨大迷路だった舞台は砂漠に代わり、スケールアップしたにも関わらず、テンポよく進んでいく作品になっていました。一足お先に鑑賞させていただきましたので、感想を書いてみようと思います。
メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮
Maze Runner: The Scorch Trials/監督:ウェス・ボール/2015年/アメリカ/132分
劇場公開日:2015年10月23日劇場公開 公式サイト
映画川柳
迷わない 仲間のために 進むだけ
予告編
ざっくり、あらすじ
今度は砂漠で走ります。
前作、『メイズ・ランナー』で謎の巨大迷路を駆けまわったトーマス(ディラン・オブライエン)たちは、舞台を砂漠に移して再び走り回ることになる。新たなる仲間も増え、必死に走り回る彼らの姿が描かれた作品。
感想、思ったこと
■息切れしそうな展開
10月14日に行われたジャパンプレミアにてお先に鑑賞させていただきました。
レッドカーペットの内容は特にもう覚えていません。本編の話をします。
すでに前作のDVD/Blu-rayは発売済みなので、観ていない方は復習必須かと思います。
前作で巨大迷路を走り回っていたトーマス(ディラン・オブライエン)たちが少しずつ謎を解き明かし始め、次回以降どうするのかという最終章(3部作って言われているから次がラストのはず)への重要な繋ぎになるのが今作です。
感想としては、普通に面白かったです。仲間と助け合いながら、砂漠の中を、荒れ果てた街を走り回る姿は、こちらまで息切れしてしまいそうなほどテンポよく展開するので、最後まで飽きることなく楽しめました。
あんまり話すとネタバレになりそうなので、多くは語れませんが非常にわかりやすく伏線(と言っていいのか微妙)も見せてくれるし、何なら先の展開読めちゃうし、な感じではあります。
ただ、それが映像となって絶え間なく続くっていうのはよかったです。
荒廃した街の描写もCGすげーなと思いながら、観てました。
■ゾーンBとは。
この映画の予告とかで一切出てこない部分なので、観に行って驚かれる方がいそうなんですけど……前作のラスト付近でチラッと明かされていたことに関係するから個人的には「ああ、こっちの映画になるのね」と納得でした。
何かって?ゾーンBです。ゾーンB。
これは映画の中で出てくるセリフなので、直接は関係ないんですけど日本語の響きって面白いですね。自分には、もうアレしか想像できません。
『アイ・アム・レジェンド』と『マッド・マックス』な世界を走り回ってると思って貰えればイメージしやすいのかなーなんて思います。特に前者のことを頭に入れておかないと、苦手な人は大変なことになると思います。
お気を付けてください。
個人的には前作の呆気なかった迷路よりも意外と楽しめたので、砂漠ってすげーなと思っています。
いやー、ホント続き気になりますね。あいつらとどう戦うんでしょう。