[映画の感想]『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』4DX映えバッチリな疾走感溢れるクールな映像。

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[映画の感想]『スター・ウォーズ』シリーズ最新作は4DXで体験!”4DX”との相性がめちゃくちゃ良くて、冒頭からニヤニヤ笑っちゃうほど。ハン・ソロがルークやレイアに出会う前の物語も、ドタバタしていて楽しかった。

ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー

(C)2018 Lucasfilm Ltd. All Rights reserved

目次

ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー

Solo: A Star Wars Story/監督:ロン・ハワード/2018年/アメリカ/135分

劇場公開日:2018年06月29日劇場公開

映画川柳

ハン・ソロが ファルコンと出会う 物語

ざっくり、あらすじ

俺は、宇宙一のパイロットになる。

スラム街で暮らす若き日のハン(オールデン・エアエンライク)が、惑星コレリアを脱出し、宇宙を冒険する。その中で出会う人、組織とドタバタ劇を繰り広げながら、相棒チューバッカやミレニアム・ファルコンと出会う姿を描いた『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ作品。

感想、思ったこと

エピソード3と4を繋ぐ『ローグ・ワン』に続くスピンオフ作品。人気キャラクター”ハン・ソロ”の知られざる過去をチープな表現だけど、クールに、そしてちょっぴり熱く描いてた。質感にこだわった本物撮影で見飽きない映像の洪水にただただ興奮しつつ、4DXならではの演出に気分は『スター・ウォーズ』の世界にどっぷり入り込んでしまった。

■4DX映えしかしない

予告を見る限り、スピーダーとかファルコンに乗ってるシーンが多そうだったから、絶対相性いいんだろうなーと思っていただけに非常に嬉しい連絡でした。本当にありがとうございます。

ディズニーランドにあるスター・ツアーズにずっと乗ってるような気持ちになれる。あのアトラクション大好きだから、4DX版は至福の時間でしかなかった。

映画の冒頭からハン・ソロがスピーダーで疾走するもんだから、座席の揺れと風が相まって、一気に作品の中に気持ちが持っていかれた。「あ、今ハン・ソロと一緒に動いてる気がする」って感じ。
アクションシーンも絶妙すぎる背中、お尻への衝撃と激しい座席の揺れに笑ってしまうほど。こればっかりはシートベルトあった方がいいのではと思うほどに揺れる。
もちろん、静かな対話シーンなんかは動きがないので、ちゃんと映画が観れるので2時間ずっと揺れっぱなしみたいなことにはならないです。安心。

驚いたのは戦場での灰の演出と温風。爆発のあとスクリーン上部から灰が降ってくるのには驚いた。雪とかだけじゃなくて、灰にも使えるのは驚き。温風噴射もあったので、戦争映画とかも4DXで観たらめっちゃのめり込める気がした。

ハン・ソロ4DX

■ちょっと眩しすぎたかなー

これも相性がいいなーと思った演出がストロボ。火花が散ったり、ブラスター打ったりのタイミングで光る&耳元でエアーが出るから、その場にいるかのような感覚がすごかった。光るというとなんか優しい感じするけど、まじで閃光。

ただ、個人的には連続するシーンがあって眩しかった。3Dメガネを装着しているから多少は軽減されているものの、こればっかりは眩しくてイヤと思ってしまった。やりすぎ。ついでにいうと、甘い匂いもちょっとよくわからなかった。

後ろの方の座席に座ると左右にある装置がチラチラ目に入ってしまうので、4DXの時は少し前めに座ると画面が視界いっぱいになって、没入感を高められると思う。
おそらくほとんどの劇場がスクリーンと1列目に距離をとってあると思うので、意外と前方座席でも見にくいってことはないのかなーって感じた。

そして、もうひとつ注意したい演出があって、本編が始まる前に流れる4DXの紹介映像。この中で水がめっちゃ出てくる瞬間があるんだけど、手に持っていた3Dメガネが超濡れてしまって、拭いたはいいものの、上映開始のタイミングで曇りはじめてつらかった。
ということで、水演出を止めておくか、上映直前まで3Dメガネは開けずに死守してください。ほんとにお願いします。

■ハン・ソロの伝説が映像化

スター・ウォーズのエピソード4でハン・ソロが「ケッセル・ランを12パーセクで飛んだ」という言うんだけど、一体なんのこっちゃと思っていたわけです。エピソード7でレイやフィンと出会ったときにもそんなやり取りがあって、とにかく伝説的なすごいこととしか認識してなかった。
それが「ああ、そういうことね!」と映像化されているのが今作でもある。

映像になっても、すごすぎてなんだかよくわからなかった。ハン・ソロとチューバッカのコンビすごいし、今作の愛すべきドロイド”L3”の力。たった、それだけ。

気になったこととしては、エピソードが詰め込まれすぎていて、どれもなんだかアッサリ塩味って感じがしてしまった。チューバッカとの出会いもファルコンとの出会いも感動的なものはないし、ちょっとがっかり。ダイスにも、もうちょっとエピソードが欲しかった。
『ローグ・ワン』みたいな熱量がもっとあったらよかったのになぁーと思いつつも、ハン・ソロのキャラクターの正義感だったり、人間臭さがわかるし、シリーズと繋がっているのはよかった。

それにしてもカタカナの用語が多すぎて、ついていくのが結構大変だった。クリムゾン・ドーン。

■せっかくのスター・ウォーズ体験なら4DX

改めて宇宙もの(乗り物系)は4DX映えがすごい。『フォースの覚醒』のときも思ったけど、スター・ウォーズは相性ばっちり。映画館で気軽にアトラクション体験ができる、とんでもない時代だなーって。しかも作品ごとに演出が異なるのもすごい。
家で配信サービスとかで気軽に映画が観れるようになったからこそ、こういった体験のできる劇場が増えていくのは映画館にとっても、観客にとってもいいこと。

いつもは字幕で洋画は見るのだけど、4DXを心ゆくまま楽しむなら間違いなく吹替だなと実感。揺れる中で字幕読むの絶対難しい。読めても超絶疲れるなって思った。

通常の2D上映と比べたら3倍くらい楽しくなる。スピンオフ作品だからシリーズとは独立していて、はじめてのスター・ウォーズでも全然オッケー。普通におすすめ。

おわり

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ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー

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