どうも、映画おバカ・manabu( @mnbspark )です。今回はみんな大好きスパイダーマンです。MCUのスパイダーマンも早いもので今作で3作目。前作『ファー・フロム・ホーム』直後の物語ということもあって、復習必須な作品となっています。が、このアベンジャーズにも匹敵するお祭り映画、劇場の大きなスクリーンでぜひとも体感してほしいです。
前作の最後に起きたハプニングから巻き起こるてんやわんやにドクター・ストレンジまで絡まって、「マルチバース」について語られることになる本作。2時間半くらいあるのに時間を感じさせない怒涛の展開に感情が追いつきませんでした。これは、これまでのスパイダーマン作品史上最高な映画体験になること間違いなしです。
スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム
●過去のスパイダーマン作品から懐かしいヴィランが登場!
●仲間同士じゃなかったっけ、ドクター・ストレンジVSスパイダーマン!?
●MCUはマルチバースでさらに拡がっていく!?
原題:Spider-Man : No Way Home
劇場公開日:2022年01月07日
アメリカ/2021年/149分
監督:ジョン・ワッツ
音楽:マイケル・ジアッキーノ
出演:トム・ホランド/ゼンデイヤ/ジェイコブ・バタロン/ベネディクト・カンバーバッチ ほか
あらすじ・解説
「スパイダーマン ホームカミング」「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」に続く、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に属する「スパイダーマン」シリーズの第3弾。MCU作品の「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ エンドゲーム」でもスパイダーマンと共闘した、ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジが登場する。前作でホログラム技術を武器に操るミステリオを倒したピーターだったが、ミステリオが残した映像をタブロイド紙の「デイリー・ビューグル」が世界に公開したことでミステリオ殺害の容疑がかけられてしまったうえ、正体も暴かれてしまう。マスコミに騒ぎ立てられ、ピーターの生活は一変。身近な大切な人にも危険が及ぶことを恐れたピーターは、共にサノスと闘ったドクター・ストレンジに助力を求め、魔術の力で自分がスパイダーマンだと知られていない世界にしてほしいと頼むが……。サム・ライミ監督版「スパイダーマン」シリーズに登場したグリーン・ゴブリンやドック・オク、マーク・ウェブ監督版「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのエレクトロなど、過去のシリーズ作品から悪役たちが時空を超えて登場。それぞれウィレム・デフォー、アルフレッド・モリーナ、ジェイミー・フォックスら当時のキャストが再登板した。
映画.com より
前作で、ミステリオを倒し人々を救ったスパイダーマンことピーター・パーカー。しかし、彼が残した映像によって、パーカーはミステリオ殺しの容疑をかけられ、さらには隠し通していたその正体も明るみに出てしまう。一変してしまった生活に疲弊したパーカーは、正体が露見する前の世界に戻りたいと願うようになる。そこで彼が頼ったのは、かつて共に強敵に立ち向かった時の魔術師、ドクター・ストレンジだった。ストレンジの力で、『ピーター・パーカーがスパイダーマンであることが知られていない世界』に戻ろうとしたパーカー。しかし、あまりに強大なその魔法の使用によって、マルチバース現象が発生してしまう。自分とは違うスパイダーマンが存在する世界線から、あらゆる敵が集結してしまったのだ。
MIHOシネマ より
鑑賞記録:2022年01月07日 グランドシネマサンシャイン スクリーン12(最速上映にて)
てんこ盛りすぎる情報量
予告編の時点でドクター・ストレンジが出る、ほかのスパイダーマンシリーズからヴィランが登場するなど楽しみな要素でいっぱいの作品でした。実際に観た感想としては笑いも涙もてんこもりで、「このあとのMCU大丈夫か?」と心配になるほど……。
今回の映画はこれまでもなかったし、これから先も使えない手法だったので二度と見れない貴重な映画体験になりました。最速上映という熱量の高い観客が集まってたからか、劇場が沸く体験も相まって新年早々いい経験です。
すべてこの映画のためだったかのように
ネタバレなしに映画を語るのが困難なほど各要素が密接に絡み合って、全部この映画のためにあったんじゃないかって思ってしまうほど、うまいことできてて正直ビビりました。ここまでMCUも観てきたし、一番スパイダーマンが好きで、シリーズも観てきてて、「いまのってそういうこと!?」なシーンが多くて違うところで感動しちゃってました。
過去作のヴィランがそのまんま出てくるのもたまらなく、テンション上がるよね。出てくるだけにとどまらず、トムホスパイダーマンと戦うし、何なら歴代ヴィランが絡むって夢のようなシーンの数々にずっとニタニタしていたのは内緒です。全然たとえにならないけど、ワンピースでルフィに過去倒されたアーロンとかクロコダイルあたりがまた出てくる感じ、なんか違ううけど。
完結していた過去の作品の要素を活かして、ファンを喜ばせつつ、MCUとして世界観を拡げていく、とんでもないです。
マルチバースが今後の重要な鍵なのか
実はちらっと前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』内でも言及されていたマルチバースの考え方。今回、実在するよーっていうことになりました。
別の世界線という感じでしか認識してないんだけど、パラレルワールドとは違うの?とか実は何でもあり?とか色々思うことはあるんですけど、スパイダーマン的にはソニー側でやってるスパイダーマンのユニバースのためにもいい感じに作用したんじゃないかなって感じます。
MCU映画的に次に公開される『ドクター・ストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス』でも描かれるわけで、今後は別の世界線がMCUを拡大させていくと。これでX-MENやファンタスティック・フォーなんかも合流できるんだろうから、楽しみ。
おわり