[映画の感想]『マイ・インターン』アン・ハサウェイ可愛い。 A

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[映画の感想]『プラダを着た悪魔』、『レ・ミゼラブル』でお馴染みのアン・ハサウェイ最新作。おじいちゃんインターンのロバート・デ・ニーロはかなりチャーミングで、この二人の掛け合いが楽しい作品でした!アン・ハサウェイ可愛い。

 

目次

マイ・インターン

The Intern/監督:ナンシー・マイヤーズ/2015年/アメリカ/121分

 

劇場公開日:2015年10月10日劇場公開 公式サイト

 

映画川柳

 

人生を もう一度、今 始めよう

 

予告編

 

 

ざっくり、あらすじ

 

おじいちゃん雇いました。

 

ファッションサイトの社長ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、同僚に言われるがままシニアインターンを受け入れることになる。そうしてやってきたベン(ロバート・デ・ニーロ)が奮闘する姿が描かれる作品。

 

感想、思ったこと

■『プラダを着た悪魔』からの成長

一足お先に鑑賞させていただいたので、感想を書きます。とにかく、よかったです。最近、評価Aばっか出ていて、何だか差が出来なくなってきていますが、安心してください。年末にはベスト10やりますよ!

 

アン・ハサウェイといえば『プラダを着た悪魔』でいじめられていた印象が強いです。最近は『ダークナイト ライジング』や『レ・ミゼラブル』なんていう大作映画にも出演してました。

 

今作も『プラダを着た悪魔』と同じようなファッションの世界のお話です。アン・ハサウェイが”プラダを着た悪魔”とまではいかないですけど、社長として頑張っています。成長してました。でも、一人で何でもやろうとしちゃうんですよね。頑張り過ぎちゃう、肩に力の入ったキャリアウーマンと言うんですかね、見事に演じてました。

 

働く女性にとっては共感しやすい部分も多いような気がしますが、家庭のある女性社長って、もう相当に成功している人物像なんですよ。誰からも憧れるような理想的な女性なんじゃないですかね。そこだけ見ると他人事のように映っちゃいます。

ですが、そんな彼女にも悩みがあって、そこがパーソナルな感じで、誰にでもあるような「好きな人と向き合う」、「自分のやりたいこと」ってなんだろうみたいなところにもっていくので、見やすくなってます。

 

何よりもアン・ハサウェイが相変わらず可愛いです。ファッション界の話なので、全体的にセンスのいいものになっていて、『セックス・アンド・ザ・シティ』の衣裳スタッフが参加していたりとハイブランドの衣装も必見です。

ハイブランドと言ってもドレス、ハイヒール、ファー!みたいなきらびやかなものではなく、カジュアルな誰にでも真似できるような感じなのが、好印象でした。まぁ、「これ、絶対高いんだろうな」って服ももちろん出てきますけどね。

 

 

■人生のリスタートはいつでもいい!

共演というか、本当の主演はこっちなんですけど……ロバート・デ・ニーロがチャーミングなおじいちゃん、ベンを演じていて、こっちも可愛かったですね。退職して、妻を失ってという人生の新たなスタートラインに立っていたベンがインターンとして奮闘するんです。

彼がこれまで経験してきたことが、アナログなことであっても、そこには今の僕らにはわからない良さがあるんですよね。なるほどなーと関心してしまうこともありました。

 

そんな彼の人生のリスタートを描いている作品でもあるんですが、彼と出会って変わっていく人たちのリスタートでもあるんですよね。好きな人と上手くいかないモテない男子。一緒にインターンとして入ってきた同期。ベンと同世代の独身女性。そして、若くして社長となったジュールズ。

彼らがベンと関わっていく、その掛け合いが楽しくて楽しくて、たまらないです。いい笑顔してました。『オーシャンズ』シリーズのネタは笑ってしまった。そういえば、『レイチェルの結婚』って映画にアン・ハサウェイが出ていたんだけど、それもネタにされていたのかな、と何でも映画ネタなんじゃないかと勘ぐってしまう癖をやめたいものです。

 

 

いくつになっても挑戦するっていいですね。やりたいこと好きなことをしようってメッセージは、メーガン・トレイナーの「All About That Bass」を冒頭に挿入していることからも伝わってきますね。自分も好きなことしたいです。

働くことに対しての意識が変わるとかっていう部分は、コメディ作品『インターンシップ』に比べると弱いのでそういう部分に期待するとよくないかもしれません。ないわけではないですけどね。似たようなタイトルですが、まったくもって別物です。

 

アン・ハサウェイを楽しむもよし、ロバート・デ・ニーロを楽しむもよしなチャーミングな作品です。ぜひ、劇場でお楽しみください。

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