どうも、映画おバカ・manabu( @mnbspark )です。ソニーの『スパイダーマン』ユニバース作品で、気付けば3作品目の『ヴェノム ザ・ラストダンス』観てきました。完結編と言われているけど、どうせ終わらないんだろと思っていたんですが、ちゃーんと終わってびっくりしてます。前評判の悪さ通り、何やねんそれっていう気になる点もあるんだけど、全体通じてヴェノムありがとうって感じ。
ヴェノム ザ・ラストダンス
●最凶最悪っぽい敵が現る、誰、お前!!
●あ、え、そんなこともできるんだ、ヴェノム
●反則級の楽曲センスのよさ
原題:Venom: The Last Dance
劇場公開日:2024年11月01日
アメリカ/2024年/109分
監督:ケリー・マーセル
音楽:ダン・ディーコン
出演:トム・ハーディ/キウェテル・イジョフォー/ジュノー・テンプル ほか
あらすじ・解説
ジャーナリストのエディ・ブロックに地球外生命体シンビオートが寄生したことで生まれたヴェノムは、強靭で真っ黒な肉体と鋭い牙を武器に、長くのびる舌で人を喰らう恐るべき存在でありながらも、エディと一心同体となって強敵カーネイジを倒し、世界の危機を救った。エディとヴェノムは深い信頼関係で結ばれたバディとなり、見事なチームワークで敵を倒していく。そんな彼らは、シンビオートを極秘に研究する施設に侵入したことで特殊部隊に追われる羽目になってしまい、さらには新たな脅威が地球外から飛来する。
映画.com より
鑑賞記録:2024年11月02日 新宿ピカデリー
冒頭から不穏な空気に終わりを感じる
『ヴェノム』、『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』に続く、シリーズ3作目で完結編。冒頭からなんだか不穏な空気が漂い、なんかやばそうな感じがプンプンするわけです。ただ、お前ら何?!ってなるのも事実で……後々わかるからいいんだけど、とにかくやばいヤツが出てきます。そして、エディとヴェノムが文字通り追い詰められていくわけです。それだけじゃなく、四面楚歌なんだけど。
やばいヤツがエディとヴェノムを狙う理由から、ああもう本当に終わっちゃうじゃんと思わざるを得ない展開に、なんか寂しくなっていく。ヴェノムで涙腺攻撃されるとはな。
ヴェノムでできることアレコレやってみました
やばいヤツに追い詰められる中で、ヴェノムでできることをアレコレやっていくんですよ。予告にもある馬ヴェノムからの一連の流れが結構好き。プラスでエンドロールもめっちゃ好きで、ヴェノム寄生シリーズでぜひフィギュアとか出してほしいくらい。シリーズおなじみのアクションもあって、それもまた熱くて。クライマックスの大乱闘は見応えたっぷりで、テンション上がります。
使用楽曲が沁みすぎる、ありがとうヴェノム
前評判が悪すぎて大丈夫か、と心配していたんだけど、思っていたよりもひどくないし、なんならちゃんと終わってしまって、すごく寂しいほど。ザ・ラストダンスの名前のとおり、ダンスシーンも印象的なんだけど、音楽がまたよいです。エンディングに流れる楽曲が合いすぎていて、本当にこれは歌の力もあるけど、泣くかと思った。
前評判のおかげで、期待値下がっていたのもあるんだけど、想像しているよりもよくて、普通に楽しめた。過去作の復習はしておいた方が間違いなくいいけど、ぶっちゃけしてなくても、単体で楽しめる気もした。感動はできないかもだけど……。今後への匂わせも、あるのでエンドロールは最後の最後まで席を立たずにお待ちください。
おわり