まなデミー賞 2015 年間ベスト大発表!

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[まなデミー賞]も早いもので今年で3回目の開催となります。2015年もたくさん映画を観てきましたが、栄えある年間ベストに輝くのはどの作品なのでしょうか。はりきっていきましょう!今年は難しかったです。

目次

まなデミー賞 2015

毎年年末になると鑑賞した映画の年間ベストを発表しているのですが、作品だけでなく色々な観点からその年観た映画を振り返ろうという個人的な企画です。くだらないですが、どうぞお付き合いください。

今年は12月30日までに350本程の映画を鑑賞し、そのうち130本ほどが今年公開の新作映画です。今年話題になったクソ熱い映画『ウォーリアー』は残念ながら対象外です。まなデミー賞の選考対象作品は130本の方になります。いやー多いよ。ほとんど劇場鑑賞なのですが、毎年本数更新してます。バカだね、こりゃ。でも、上には上がいるので精進いたします。

 

★作品賞

まずは、作品賞です。いわゆる年間ベストになります。この部門のみ10位から発表で次点を含めた全11作品の発表をします。コメントと共にお楽しみください。

単純に「いい作品」だけがベストに入るわけではないです。個人的な思い入れや鑑賞時の状況が大きく加味されます。また、あくまでも個人的なベスト10なので参考程度にお楽しみください。

※作品タイトルは自分が書いた感想記事へのリンクになっています。

 

10位:『ピッチ・パーフェクト2』『ピッチ・パーフェクト』

pitch perfect2

(C)Universal Pictures

正直に言うと、入れようかどうかギリギリまで迷いました。作品の質としては残念ながら微妙です。でも、2年くらい前から「映画館で見せろ!」と騒いできた映画が日本で立て続けに公開になったことへの想いは大切にしようと思います。TOHOシネマズ六本木スクリーン7での上映は、ユニバーサルのロゴですでに涙でした。ありがとうございます。ということで、1と2ひっくるめての10位です。実際のところ1の功績の方が大きいです。2は色々ダメなんです。

 

9位:『ストレイト・アウタ・コンプトン』

ストレイト・アウタ・コンプトン

(C)2015 UNIVERSAL STUDIOS

これは今年の実話枠としても、音楽映画枠としても文句のないいい映画でした。普段聞かないヒップホップに打ちのめされる日が来るとは思いませんでした。声を上げることはいつの時代も正義に映らないです。

つい最近観てきたばっかの作品が上位にくることは毎年あることですが、今年はその傾向が強めです。やっぱり、1月に観た作品の印象はどんどん薄くなっていきますからね。

 

8位:『くちびるに歌を』

くちびるに歌を

(C)2015「くちびるに歌を」製作委員会 (C)2011中田永一/小学館

今年のベスト唯一の邦画です。『駆込み女と駆出し男』も面白かったんですけどねー。アンジェラ・アキファンとしてはこっちを選ばずにはいられません。音楽映画としてド直球に「何のために歌うのか」を描いた青春映画です。もうちょっと評価されてもいいのになーなんて思ってます。

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7位:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

マッドマックス 怒りのデス・ロード

(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

はい、ここで来ましたV8。この映画は本当に2015年を代表する作品と言っても過言ではないくらいに盛り上がりましたね!これのおかげでいい思い出も出来ましたし、ベストに選ばないわけがないですね。本当にヤバいです。

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6位:『クリード チャンプを継ぐ男』

クリード チャンプを継ぐ男

(C)2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

ダークホースとはこの映画のことかな、と思います。12月公開でここまで熱くなる映画があっていいのかというレベルです。技術的にも面白い映像や音響になっているのもポイントが高いですね。

『ロッキー』シリーズの新章としてですが、シリーズを観ていない自分でも存分に楽しむことが出来たので安心してください。

 

5位:『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』

イミテーション・ゲーム

(C)2014 BBP IMITATION, LLC

ここで来ましたカンバーバッチ。というかこれは純粋に実話ドラマ枠として選びました。『博士と彼女のセオリー』、『消えた声が、その名を呼ぶ』とも迷いましたがこの作品への想いの方が強かったです。

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4位:『パレードへようこそ』

パレードへようこそ

(C)PATHE PRODUCTIONS LIMITED. BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE 2014. ALL RIGHTS RESERVED.

そして、この実話ベース同性愛関連もの2連続というね。この作品は映画館で観ていないのですが、鑑賞して不覚にも感動してしまったということで、選びました。結構、いい作品なんですけど、影に隠れてしまっているなーと思いますのでもしよろしければぜひ。

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3位:『Mommy/マミー』

Mommy

Photo credit : Shayne Laverdiere
(C)2014 une filiale de Metafilms inc.

やってくれましたよ、グザヴィエ・ドラン監督。今までの監督作品の中でも観やすさがあるなーと思いつつも母親と息子の愛情を1:1という正方形の画面いっぱいに映し出すとかもう卑怯です。効果的な画面サイズの変化や色味、すべて響いてくるんです。次回作以降も期待しています。

 

2位:『セッション』

セッション

(C)2013 WHIPLASH, LLC. All Rights Reserved.

12月に入るまでは本当にこの作品のラストが完璧すぎてニヤニヤが止まらないという意味では、揺るがない年間ベストなんですよ。作品の質としては個人的には1位の作品よりも断然好みです。でも、ごめんなさい2位です。J・K・シモンズの演技は必見ですし、本当に計算しつくされたラスト、エンドロールに入る瞬間、今年一番のそれは劇場ならではだったと思います。

 

1位:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

スター・ウォーズ フォースの覚醒

(C)2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved

栄えあるまなデミー賞2015作品賞第1位はこれです。まさか、自分でもこの作品を選ぶことになろうとは思ってもみなかったことです。最大の理由としては世界最大のスクリーンで「体験」をしたことにあります。これは作品の出来がどうのこうのではなく、個人的な映画鑑賞の満足度を引き上げる要因のひとつで、それが今年観てきた映画の中で最高だったというだけです。

作品だけをみれば、第2位の方が好きです。でも、このスター・ウォーズをシドニーで観た「体験」には全くもって敵いません。そういうことです。シドニーでの鑑賞についてはまた別途記事を書ければいいなーとは思っています。

 

ということでした!次点としては『きっと、星のせいじゃない』を選びました。他にも色々と好きな作品があっただけに、本当に選ぶのが難しかったです。それだけ素敵な映画に出会うことが出来たってことに感謝して、残りの部門をお送りします。

 

★アニメーション部門

この部門は作品賞にアニメ作品入れようと思ったら、何か入れる余裕がなくなったから別途で紹介してしまえというやっつけな気持ちから生まれた部門です。

<優秀賞>
『亜人 第1章「衝動」』
『インサイド・ヘッド』
『ひつじのショーン〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』
『花とアリス殺人事件』
『リトルプリンス 星の王子さまと私』
『ミニオンズ』

<最優秀賞>
『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』

普通にスヌーピー可愛いし、お話としても温かく素晴らしいアニメーションでした。技術的には『花とアリス殺人事件』や『亜人』も面白いんですけどね。

 

★ティーンエイジドリーム部門(U-18)

映画に出てくる可愛い可愛い子役を讃えたいという思いから始まったこの部門は18歳以下の少年少女を対象に演技や可愛さ、また可愛さを評価基準として選んでいます。

 

<優秀賞>
リックソン・テヴェス / 『トラッシュ! この街が輝く日まで』
テオ・ハーム /『EARTH TO ECHO/アース・トゥ・エコー』
タイ・シンプキンス / 『ジュラシック・ワールド』
リーヴァイ・ミラー /『PAN ネバーランド、夢のはじまり』
ラフィー・キャシディ / 『トゥモローランド』
鈴木梨央 / 『ST 赤と白の捜査ファイル』『リトルプリンス 星の王子さまと私』

<最優秀賞>
広瀬すず / 『海街diary』

はい、今年一番可愛かったのはすずちゃんです。来年は『ちはやふる』で受賞する可能性があります。そういうことです。『海街diary』自体もいい作品で年間ベストに入ってもおかしくなかったです。あと、鈴木梨央ちゃんの活躍も個人的にはツボでしたが、リーヴァイくんも相当です。

 

★サウンドトラック部門

この部門では映画を彩る音楽に焦点を当てそれを好みで勝手に評価しています。純粋にどれだけリピートしたかというところが大きいです。

<優秀賞>
ヘンリー・ジャックマン /『キングスマン』
ジョン・パウエル /『PAN ネバーランド、夢のはじまり』
アレクサンドラ・デスプラ /『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
ジャスティン・フィーウィッツ /『セッション』
マーク・マザースボウ /『ピッチ・パーフェクト2』
グレッグ・アレクサンダー /『はじまりのうた』

<最優秀賞>
ジャンキー・XL /『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

昨年『キャプテン・アメリカ/ウインターソルジャー』でまなデミー賞を受賞したヘンリー・ジャックマンは今年もいっぱい聴きましたが、ごめんなさい。マッドマックスには勝てませんでした。音楽としては『はじまりのうた』も相当聴きました。いい映画なのでベストに入れたかったなー。

 

★目の保養部門

これは演技が云々というよりかは見た目的によかったというだけの美男美女を選ぶ部門になります。もちろん、演技も考慮してますけど、やっぱり身体はって脱いでたりするとポイント高いですよね。

 

ー男優編ー

<優秀賞>
ニック・ロビンソン /『ジュラシック・ワールド』
マイケル・B・ジョーダン /『クリード チャンプを継ぐ男』
ディラン・オブライエン /『メイズ・ランナー』
アントワン=オリビエ・ピロン /『Mommy/マミー』
坂口健太郎 /『海街diary』『俺物語!!』
松坂桃李 /『エイプリルフールズ』

<最優秀賞>
タロン・エガートン『キングスマン』

いやータロンくんの実は鍛えてる肉体美見逃してませんか?これは今年一番の目の保養だと思いますよ。顔に似合わない身体、そうギャップです。大事ですね。松坂桃李のプリっとしたお尻が見れる『エイプリルフールズ』も捨てがたかったです。

 

ー女優編ー

<優秀賞>
ブライス・ダラス・ハワード / 『ジュラシック・ワールド』
アリシア・ヴィキャンデル /『戦場からのラブレター』『コードネーム U.N.C.L.E.』
アナ・ケンドリック /『ラスト5イヤーズ』
満島ひかり /『駆込み女と駆出し男』
長澤まさみ /『海街diary』
永野芽郁 /『俺物語!!』

<最優秀賞>
ジュリアン・ムーア『アリスのままで』

はい、女優さんは脱ぎというよりは演技とその美しさを中心に選んで見ました。アカデミー賞も納得の演技を魅せてくれたジュリアン・ムーアはその美しさを自ら崩していくという暴挙までやってのけています。『アリスのままで』素晴らしい映画です。

 

★ボクたち人間ではないけれど部門

最後は映画に出てくる人間以外で活躍する彼らにスポットライトを当てた部門です。これは演技力と映画への貢献度を考慮しながら選出しています。今年は混戦でした。
<優秀賞>
BB-8 / 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
チャッピー /『チャッピー』
キングボブ /『ミニオンズ』
テッド /『TED2』
スヌーピー /『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』
カナシミ /『インサイド・ヘッド』

<最優秀賞>
ハーゲン /『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』

いやーこのハーゲンを演じた2匹のわんこに勝てる人間じゃないものがいませんでした。というか『ホワイト・ゴッド』自体ベストに入れたかったくらいです。演技力ありすぎるわんこに注目です。あと、BB−8はあざといのでマイナスポイントです。ダメです、あざといのはよくないです。

 

と、まあ色々と発表してきましたが、いかがでしたでしょうか。今年も色々な映画を観て、こうくだらないことを考えることが出来て幸せです。来年以降も第4回、第5回と映画が観れる限り続けていきたいなと思っています。

以上、まなデミー賞2015でした。

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